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TechWaveで「iPhoneでちょっとでもエッチなアプリは禁止に?」と報じて以来、iPhoneのアプリ市場であるAppStoreから性的なアプリが次々と削除されていったようだが、最初にこの件を報じたWobble iBoobsというアプリの開発者のブログによると、Appleは性的アプリを全面的に禁止する決定を下したもようだ。
このアプリ開発者Jon AthertonさんのブログChillifresh iPhone appsによると、これまでに約5000の性的アプリがAppStoreから削除されたもようで、AthertonさんがAppleのアプリの担当者と話したところ、担当者は、今後次のような方針になったと語ったという。
1 ビキニ姿の女性はだめ
2 ビキニ姿の男性はだめ
3 肌を露出しているものはだめ(原文ではNo skinとなっている)
4 胸が揺れるようなシルエットはだめ
5 性的な意味合いを持つもの、示唆するものはだめ
6 性的に興奮させるものはだめ
7 性的コンテンツを意味するものはだめ
「iPhoneでちょっとでもエッチなアプリは禁止に?」と報じて以来、スカートめくりアプリとして話題になったPUFF!がAppStoreから削除されていたという報告がTwitter経由であった。だが当初削除されたのは、PUFF!のプレミアム版のみで、通常版は引き続き販売されていたもようだが、そのうちに通常版も削除されたという報告がTwitterにアップされた。その後、ここ一両日でグラビア系のアプリも次々と削除されているという報告もあった。
Chillifreshの報告が事実であれば、今後すべての性的なアプリがiPhoneのAppStoreから削除されることになりそうだ。
【追記】
@livegoove が「iPhoneOSでの教育市場参入への布石かな。」とTwitterでつぶやいていたけど、確かに。
iPhoneOSは新発売されるタブレット型パソコンのiPadの基本ソフトにもなるわけで、iPadででもiPhoneアプリがすべて利用できるようになる。Appleは、非常に多くの教科書をカバンに入れて持ち歩かないとならないUSの高校生や大学生に電子書籍リーダーとしてiPadをアピールしたいらしく、教科書出版の大手と早い時点から協議を続けている。エッチなアプリがAppStoreにたくさんあると、教科書の電子ブックリーダーとしてのイメージが悪いからなあ。iPadのためにAppStoreの審査基準を変更しても不思議ではないと思う。