iPad専用アプリとウェブの連動で新たなeBook体験を可能にする「Qlippy」【東京Camp】

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なんだなんだ、iPadらしきものがスクリーンにいっぱい!と興味津々に近づいてみたところ、事前に調べても一切情報が出てこなかったSpinning Worksさんの「Qlippy(クリッピー)」でした。さっそく、代表取締役の白形洋一氏にお話を聞かせていただきました。「Qlippy」は4月頃に発売を予定されているアップルのiPad用のアプリと、それに連動するウェブサイト。だってまだ本体が発売されてないじゃない、なんてことは関係ない。先駆けて今まさにゴリゴリ開発中だそうです。


「Qlippy」の特徴は大きくわけると4つ。まずiBookから購入した電子書籍がスイスイ読めること。読んでいる雑誌や書籍の好きな写真や文章をクリッピング(切り抜き)できて、スクラップとして保存できること。自分のスクラップした内容を他のユーザに共有できること。そして一番のポイントが、連動するウェブサイトを用意することで、ユーザー同士のコミュニケーションを促すことができること。iPadというプラットフォームにこだわってコミュニケーションスペースをデバイス依存にしてしまうのではなく、ウェブという誰でも閲覧可能なスペースを用意することで、不要なバリアを取り除くことができるという考え。残念ながらウェブサイトはまだベータ版としても公開できる状態にないということで、近日公開時までのお楽しみ、ということのようです。

ここ数ヶ月、話題にのぼらない日がないほどヒートアップしている電子書籍。電子書籍を読めるデバイスやプラットフォームは今後も増えていくことが想定されますが、電子書籍を人々の生活に浸透させるにはリーダーのサイズが鍵だろう、ということでiPadから着手することにしたそう。今後はAndroid含め、プラットフォームの拡充も視野にいれていると話してくださいました。当然iPad本体がまだ世に出ていないのですから、その開発は手探りや試行錯誤の繰り返し。SDKもまだベータ版しかないため、その情報も乏しい。海外でこそiPadで動くアプリ、特に出版社が自社の雑誌のアプリなどを作ったりしているようですが、日本国内ではまだ話を聞きませんよね。そして何より開発判断の正否は、あくまでiPadが出てからしか確認することができない。

お気に入りの女性誌で見つけたかわいいコーディネートを友達に知らせたり、試験勉強のために参考になるページを一緒に読んだり。生活のさまざまなシーンに「Qlippy」がある、そんな日がそう遠くない未来にあるのかもしれません。ローンチはアメリカから行うことを想定しているそう。Spinning Worksは先々週生まれたばかりのスタートアップ。色々な可能性を模索しながら、協力できるところとは協力していきたい、と白形さんが熱く語ってくださいました。

【インターンブロガー】三橋ゆか里

肩書きウェブディレクター、フリーでお仕事してます。ツイッターIDは”yukari77“。

個人で運営している【TechDoll.jp】というサイトで、海外のテクノロジー、ソーシャルメディア、出版、マーケティングなどの情報を発信しています。目指せタイムリーな情報発信!

これまで雑誌のECで→UIデザインのコンサル→ウェブ制作会社などを渡り歩いてきました。そこで得たスキル、人、全部かけがえのない財産。幸せの方程式は、テクノロジー(UI, IA..)×マーケ×クロスカルチャー×書く・編集。いま一番夢に近いとこにいる。

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