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サイト上のコンテンツに簡単に設置できる米Facebookの「いいね!」ボタンの採用が米国で広がっている。「いいね!」ボタンを設置することでアクセスが急増したとう報告も出始めた。この傾向が続けば、Facebookが米国のウェブのインフラ的な存在になりそうだ。
「いいね!」ボタンは、ユーザーがその商品やコンテンツを気に入ったときにクリックできる仕組みで、クリック済みの友人の顔写真などが表示されるため、商品の購買行動に好影響を与えるなどの効果が期待されている。(関連記事:米Levi’sのサイトに見るソーシャルショッピングの近未来【湯川】)
Facebookの開発者向けブログによると、リリースから約3週間で「いいね!」ボタンを採用したサイトは10万サイトを超えたという。
また「いいね!」ボタンを採用したことでFacebookからのトラフィックが伸びたという報告が、次のようなサイトから寄せられているという。
・米大手テレビネットワークABC Newsのサイト:250%増
・カナダの全国紙The Globe and Mail:80%増
・ビデオサイトのIMDb.com:2倍
・同Dailymotion:「いいね!」のクリック数が1日数万回
・米ホッケーリーグのNHL.com:80%増
・文書投稿サイトScribd:2倍
また「いいね!」ボタンではなく、FacebookのAPIを利用してFacebookのデータを自動的に取り組んで成功しているサイトもある。
写真印刷サイトPersoneraは自分の写真を使ってオリジナルなカレンダーを作ることができるサイトだが、Facebookのアカウントを使ってログインすれば、Facebook上の友人の誕生日をカレンダー上に転記できるようになっている。Facebook上の写真アルバムの中から好きな写真を使うこともできる。
Facebookの開発者向けブログによると、APIを利用するようになったことでPersoneraではFacebookユーザーのページビュー50%増、滞在時間25%増、離脱率20%減という結果につながっているという。