iPhone 4.0の性能は、2000年発売のiMacを完全に凌駕している 【増田(maskin)真樹】

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 これ何?という人もいるかもしれない。

 日本でやっとメールやネットが普及してきた1998年、Appleが投入したディスプレイ一体型の「iMac」の2000年モデルだ。コンパクトで美しい上に高性能。当時は10万円前後という破格のプライスだということで話題を呼び社会現象にまでなった。

 このシリーズ上位モデルにはiMovieが添付され、動画編集が可能というふれこみだった。それから10年あまり、これより何倍もの性能を持ち、動画の撮影から編集までできるマシンが手の平に乗るサイズで登場した。iPhone 4.0の衝撃は、想像以上に大きい。


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 ネタ元サイトのテキストを引用するが、メモリだけみても4倍。CPUは単純比較できないが、グラフィックの強さは特筆すべきだろう。30GBのハードディスクはFlashメモリのドライブになっている。スクリーンはさすがにiMacが優勢だが密度では比較にならない。

2000年発売のiMac
Operating System – Mac OS 9.0.4
Processor – 500 MHz PowerPC G3 CPU, 128MB Memory
Graphics – ATI Rage 128 Pro, 8MB of memory (8 million triangles)
Screen – 786K pixels
Data Transfer Speeds – 1.3-12.5 MB/s (DVD-ROM-1/100 Ethernet)
Storage – 30GB Hard Drive
Dimensions – 15.0 x 15.0 x 17.1 inches
Weight – 34.7 pounds

2010年発売のiPhone 4.0
Operating System – iOS 4.0
Processor – 1 Ghz ARM A4 CPU, 512MB Memory
Graphics – PowerVR SGX 535, uses system memory (28 million triangles)
Screen – 614K pixels
Data Transfer Speeds – .04-20MB/s (3G-WiFi)
Storage – 32GB Flash Drive
Dimensions – 4.5 x 2.31 x .31 inches
Weight – 4.8 ounces

 たかが10年ではあるが、こうして数字を並べるとコンピューティングの進化を実感できるのではないだろうか。2000年モデルのiMacは、実は筆者は所有しており、LinuxをインストールしてWebブラウズやメール等で問題なく使用できる。つまり、この10年の進化は、いわゆる一般的なウェブ&メールを満足に使用できるかが焦点ではないのだ。

 では、この差をどう受け止めればいいのか?
これは、コンピューティングという存在そのものの変容だと思う。コミュニケーションメディアとしてのインターネットを再定義するために、デバイスもOSも変容しているのだ。これを進化という人もあるが、そうではないと思う。私達の使い方の多様化にあわせ、メタモルフォーゼしているに過ぎない。私達がこれらに新しい使用方法を見出した時、初めて進化の時が訪れると思う。

■ 2000 iMac compared to the 2010 iPhone
http://arstechnica.com/civis/viewtopic.php?f=19&t=1114049

■アップル、魅力的な新色のiMacを発表
http://www.apple.com/jp/news/2000/jul/20imac.html

■ アップル – iPhone – 携帯電話、iPod、インターネットデバイスがひとつに。
http://www.apple.com/jp/iphone/

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Apple iPod touch 第3世代 64GB MC011J/A 最新モデル

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(増田(maskin)真樹)

著者プロフィール:増田(maskin)真樹twitter:maskin

http://www.metamix.com/

 1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連雑誌で活躍。
 独立系R&D企業のマーケティング部責任者の後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの立ち上げに参画。帰国後、ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。ニフティやソニーなどブログ&SNS国内展開に広く関与。
 現在、複数のメディア系ベンチャー企業にアドバイザー・開発ディレクターとして関与。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。

 6月17日 翔泳社より「Twitter情報収集術」を発売。

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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