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最近、プログラミングを試みようとする人が急増しているようだ。やってみると意外と簡単、しかし本格的なアプリを開発しようとすると限りなく奧が深く、面倒な手順が山積みで挫折した人も多いのではないだろうか。
「完成に至らずとも、とりあえずモックアップくらいは作りたい」と思いつつも、開発環境を整えたりとやはり大変。そんな中、iPhoneやiPad上で操作環境や画面構成を開発し、動作試験までできるアプリ「Interface」が登場した。開発は米Less Code Limited社。価格は日本のiTunes App Storeで1200円。
「Interface」で作成できるのは、あくまでインターフェイスのみ。高性能開発ソフトと比較すればできることは少ないが、実際アプリが動作するiPhone/iPad上で直感に任せあれこれ試行錯誤しながら作っていける利点がある。では、実際どんな感じで画面作りができるのがムービーを見て頂こう。
ムービー内にも出てきたが、作成したインターフェイスは、iOSの開発環境Xcode向けファイルとして書き出すことができる(こんな感じ)ので、そのままコーディング(プログラム開発)担当に渡せる。
実際の開発にはもちろん、アプリのアイディアをいろいろ模索する起業家が、思惑を具現化するツールとしても使ってもいいだろう。
■ 関連URL
・[iTunes] Interface
・Interface – the ultimate mockup & prototyping tool for iPhone & iPad – Handcrafted by Less Code
http://lesscode.co.nz/interface
日米いろいろな開発の現場に顔を出してきたが、実にいろいろなスタイルがあり毎度驚かされる。特に日本では、アプリやサイト設計図的なものを用意しないことも多く(むしろ設計図を作成したりするのはアマチュアという人もいる)、そういったケースではプロデューサーの思惑が言葉だけでしか伝わらず、僕個人の知る限りでは成功したと思える事例がない。結局「それよりは一人で全部開発した方がいい」という論調になり、限定的な開発力で挑戦する流れになりがちだが、それも問題だ。アメリカでの開発にもいろいろあるが、まず絵と図(Garrett IAを僕は愛用してきた)を用意することが多く、モックアップで十分に試用をしてから本開発に進めてきた。Interfaceは、より直感的なアイディアを開発し共有するために生まれたのだろう。iOSアプリ開発には必携アプリだと僕は思ったッス(買ったし)
TechWave副編集チョ
十代からメディアクリエイターとして企画設計からマーケティングまでマルチな才能を発揮。週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で活躍。雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスの起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導する。
数年間の休眠後、現在TechWaveのスタッフライター1号機として活動する他、書籍などを中心に執筆活動および講演活動を展開。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。DJやイベントオーガナイザー。スタートアッププロジェクトのアドバイザー等として活動。ユニークな経験、独自の情報ツール等を武器に、徐々にフルスロットル状態へ。「あらゆる意味でのスタートアップを支援します!」
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