「IDEOS」初体験レポート、SIMロックフリーAndroid端末にはまるの巻 【増田(@maskin)真樹】

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[読了時間:3分]

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 2年しばりのないAndroid2.2端末「IDEOS」(BM-SWU300)Amazon.co.jpで2万3630円で購入した。中国ファーウェイ(Huawei)製のハードウェアだが、Googleのロゴが施されたその筐体は十分魅力的なものだった。




手のひらに収まるAndroid 2.2

 54.8x104mmという小さな筐体に搭載されている2.8インチのTFT液晶は320×240ピクセルの表示領域を持つ。若干狭い印象を受けるほか、CPUはそれほどマルチメディア向けというわけではないらしく、YouTubeの再生はカクカクしたりするが、手のひらにスッポリ入るサイズにAndroid2.2の機能が収まっていることを考えると十分過ぎるくらいだ。

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 液晶パネルはタッチ操作可能、画面下中央に大きなボタンがあるなど操作系はiPhoneと似た構成だが、マルチタッチは不可。その代わりと、液晶下部にAndroidの操作を快適にするタッチボタンのほか、丸ボタンの左右にも赤青のボタンがある。スマートフォンという同じ領域にいる端末だとは思うが、iPhoneのそれとは一線を画する操作性といえる。

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 ちなみに、iPhoneと一緒に並べると外見上の品質の高さに差はないばかりか、IDEOSの方がスマートな印象すら受ける。

スマートフォンとして十分な機能

 Android端末だけに、初期セットアップでGoogleアカウントの登録が求められる。素直にいつも使用しているアカウントでログインするとメールを筆頭にアドレス帳やチャットなどGoogleの各種サービスがIDEOSと自動で連携していくのが圧巻。Google系アプリの起動速度はさすがに早く、GPS機能の認識の良さも相まって非常に快適にGoogle Mapやナビゲーション機能を使用できる。もちろん日本語の表示も標準状態で可能だ。(入力はアプリインストールが必要)

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GPSを使用しGoogle Mapsを表示。軽快に動作する。

 背面のみにあるカメラは、アプリの良さもあり非常に使いやすい。撮影したものをTwitpicにアップしてみたが、個人的にiPhoneよりも好きな画質だった。

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300万画素のカメラ。使用にはmicroSDカードの挿入が必須。

 本体下部にはマイク穴とUSB端子。厚さ13.5mmと薄い筐体のため、PC向けとしてはあまり一般的ではないマイクロUSB形状になっている。

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平べったいmicroUSBコネクタで接続。電源アタプター接続ケーブルも兼ねている

4カラー分のパネルが同梱

 IDEOSのパッケージを開封して予想外の喜びがあった。それはこれ。背面パネルの交換用カラーバリエーションだ。日本通信で紹介されているカラーはそれぞれ選択しないといけないかと思っていたのに、全カラーが同梱されていてビックリ。しかも、黒は艶消しで、それ以外もどれも発色がいい。

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 背面パネルは、下方向にスライドさせると外れる構造。素晴らしいなと感じたのは、カメラのカバーを兼ねている点(掃除することを考えると助かる)。パネルを外すと、中にはmicroSDカード(SDHC対応で最大32GB MBまで対応)とバッテリーパックが確認できる。

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パネルを外した後、バッテリーも外したところ。左手がmicroSDカード挿入口で、右上がSIMカード挿入口。いずれも抜き差ししやすい構造。日本の技適マークはシールで貼ってある。

日本通信のSIMが同梱、NTTドコモやイーモバのカードも使える

 本体にはドコモFOMA3G ネットワークを使用した日本通信MVNOサービス「b-mobileSIM U300」の10 日間の定額データ通信付きカードが同梱。アクティベートをするとパッケージやオンラインチャージで使用期間を追加することができるが、パッケージは6ヶ月+1 ヶ月の無料通信期間が付いたb-mobileSIM U300 限定パッケージ (BM-U300-7MSW)1年+2 ヶ月の無料通信期間が付いた BM-U300W-14MSWなどプレミアがついたものが用意されている。
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 IDEOSの3G通信方式はW-CDMA(1700MHz)。これはNTTドコモやイーモバイルと同じためSIMカードに互換性があるはず。筆者は、ドコモのFOMA 3Gのカードを挿入してみたが、電話も通信も何の問題もなく使用できた。日本国内契約SIMだったせいか、英語の設定だったままのIDEOSがドコモ契約SIM装着後、自動で端末内言語設定が日本語に切り換わったのに驚いた。

 なお、筆者はしばらくWi-Fiオンリーで使用してみたが、iPhoneのようにSIM挿入を求められて操作できない等ということはなかった。

ティザリングやモバイルルーター設定は簡単

 IDEOSは端末の魅力も十分だが、最大のポイントはモデムやルーターとして持ち運べる点。過去のモバイルPDA等で同等の設定をするには多大な手間がかかった記憶があるが、IDEOS/Android2.2の設定はチェックボックスにマークを入れるだけ。あっさり過ぎて拍子抜けするほど。
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 日本通信のb-mobileSIM U300使用時にはベストエフォート上下300kbpsに制限されてしまうが、ドコモやイーモバイルのカードを使用すれば7.2Mbps(下り)/384kbps(上り)のパフォーマンスも得られる可能性がある(今のところ未テスト)。常時モバイルルーターとしての用途にフィットするか、バッテリなどのロードテストをしてみていないと解らない点もあるが、2台もちで時々モバイルルーターorモデムとして使用するような使い方ならまず買いと断言する。

■ 関連URL

・Amazon.co.jpでも取扱中「IDEOS」

http://www.amazon.co.jp/dp/product-details/B004H7Z6U

・IDEOS | おこづかいで持てるスマートフォン。

http://www.bmobile.ne.jp/ideos/

蛇足:僕はこう思ったッス1

売り切れる前にもう1〜2台、家族向けに購入しようと思う。Android端末はこの1年ほどタブレット型など使い続けてきたがIDEOSは別格の出来。その上、この安さ。Android Marketの使用も可能(タブレットなどできないモデルも多かった)なので困ることはない。マルチタッチではないし、iTunesの存在、そして操作感の良さなどはiPhoneにかなわないのだが、正直ネット使用だけならこれ一台でもいいかなと感じた。すくなくともメインマシンにするだけの価値はあると思う。

著者プロフィール:TechWave副編集チョ・イマジニア 増田(maskin)真樹

 十代からメディアクリエイターとして企画設計からマーケティング、コーディングまでマルチな才能を発揮。週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で活躍。雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスの起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導する。// 数年間の休眠後、現在TechWaveの活動を中心に、コンサルティング、イベントオーガナイズ、サービス企画&開発にコミット。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。詳しいプロフィールはこちら

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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