おもちゃじゃない！ iPad/iPhoneで使える「ポケモンタイピングDS」のキーボード 【増田（@maskin）真樹】

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Editor In Chief at TechWave.jp

1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア（スペイン）の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。

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[読了時間:1分]

　任天堂から4月21日に発売されたニンテンドーDS用ソフト「バトル＆ゲット！ポケモンタイピングDS」（5800円）に同梱されているキーボードがBluetooth接続（Bluetooth 2.0 Class 2）に対応していると話題になっている。

　キーボードは幅264×縦113×厚さ20mm、重さ約300gと小さめのため、iPadやiPhoneにフィットするのではないか？ 実際に試してみると、その完成度、接続性ともに十二分の出来だった。上の写真は、iPad2と接続し使用中の状態。ソフトウェアキーボードと比較すると入力のしやすさは格段に向上する。

　Bluetooth接続は、互いの機器でペアリングと呼ばれる認証作業（キーボードのFnを押しながら電源ON後→端末側のBluetooth設定で認証→キーボードで指定された4桁の数字入力）が必要だが、ものの1分もあれば完了する。筆者は、iPad/iPad2/iPhone3GSでテストしたが、問題なく動作した。日本語切り替えもHome+スペースで可能で、カーソルキーも操作できる。

　箱の中にはニンテンドーDSを置くスタンドがあるのだが、汎用性が高い仕様になっており、iPhone/iPadでも使える。

　“おもちゃのキーボードなのでは？”という疑問もあると思うが、とてもしっかりした作りで剛強だ。任天堂サイトの名物コンテンツ「社長が訊く」ではこのようなエピソードも紹介されている。

キーボードについても、「より安全に」ということはとても強く意識してつくりました。
踏んづけたり、水をかけるような試験はもちろん何度も繰り返し行いましたし、たとえば誤って床に落下させても、キートップははずれないようになっています。

　Mac bookと比較したところ。ポケモンタインピングのキーボードの方が若干小さいが、フィット感に差はない。

　もちろん背面のブラックパネルには「Nintendo」ロゴの刻印も。珠玉の一品として重宝しそう。

【関連URL】
・任天堂「バトル&ゲット ポケモンタイピングDS」（Amazon）
・社長が訊く『バトル＆ゲット！ ポケモンタイピングDS』
http://www.nintendo.co.jp/ds/interview/uzpj/vol1/index.html
・『バトル＆ゲット！ ポケモンタイピングDS』公式サイト
http://www.pokemon.co.jp/ex/typing/

蛇足：僕はこう思ったッス

キーボードマニアの増田でございます。ゲームは息子くんにやらせるとして、とにかくキーボードにさわりたくて購入しました。完成度は高いです。コンパクトさも十分。iPadでじっくりタイプするなら最高の一品だと思います。個人的には、SKKという入力システムを使えればベストなのだけど。その辺はiPadでは無理ですかね。これでソフト付き5800円ならオススメです。