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米Intelが世界規模で実施した技術コンテスト「Intel® Perceptual Computing Challenge」で、日本のしくみデザイン(福岡県福岡市)が制作した「KAGURA」がグランプリを獲得した。
このコンテストは、ジェスチャーや音声、顔認識などの人間との自然なインタフェイスを活用したイノベーティブなアプリケーションを創造する目的で開催されたもの。Intelの「Intel® Perceptual Computing SDK」やジェスチャー対応のカメラキットを使用することが前提となっている。
コンテストには、16か国から数千人の開発者が参加しており、2013年5月からアイディア応募期間(6週間)、開発期間(7週間)を経て審査が実施された。
「KAGURA」は、ダンスをすることで音楽や映像を創造することができるというアプリケーション。
カメラで撮影された自分の体の動きに応じてビジュアルエフェクトが発生したり、音楽を奏でたり、意外な創造性が画面一杯に広がるのが特徴。
企画・制作した、しくみデザインは、芸術工学博士 の中村俊介氏が2005年に福岡県福岡市でし「みんなが笑顔になるしくみをデザインする」というコンセプトのもと、デザインや機能などを自由に組み合わせ、それに触れた人そのものに新たな体験を提供する事業を展開。
テレビ番組や展示会などとのコラボのほか、最近ではダンスユニットTRFとのコラボを実現するなど国内でも注目を浴びていた。
しくみデザインは、グランプリの10万ドルの賞金に加え、5万ドル分のマーケッティング&開発コンサルティング料を獲得するほか、「Intel® Perceptual Computing」 の大使となり、GDCやIDFなどの業界イベントやその他の行事に参加していく予定とのこと。
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【関連URL】
・Intel® Perceptual Computing Showcase
http://software.intel.com/sites/campaigns/perceptualshowcase/kagura.htm
マイクロソフトが2013年月に開催したイノベーションアワードで初めてデモを見て(コンシューマー部門で入賞)、そのセンスと世界観にとても感動した。その後、TechWave主催の花テックというイベントにも参加していただいたり、注目をさせていただいていた中での快挙。
何がすごいかというと、海外特に北米のヒューマンインターフェイス熱は以前にも増してヒートアップしている中で頂点に立ったという点。近未来のコンピューティング像を占う作品として評価されたのだと思う。
おめでとうございます!
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング → 海外技術&製品の発掘 & ローカライズ → 週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSのサービス立ち上げに関与。坂本龍一氏などが参加するグループブログ立ち上げなどを主導した。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。生んでは伝えるというスタイルで、イノベーターを現場目線で支援するコンセプト「BreakThroughTogether」でTechWaveをリボーン中 (詳しいプロフィールはこちら)