デジタルガレージ、富裕層向け事業に注力へ 長期投資策の一環

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働き方やライフスタイル全体に関する価値観がめまぐるしく変容しています。投資育成事業を20年にわたり展開してきたデジタルガレージはそのような時代の流れに対応すべくライフスタイル提案事業に着手します。グループ会社の株式会社HAMOLOを「株式会社DG Life Design」に名称変更し、富裕層やハイクラスな女性を初期ターゲットにするとのことです。代表取締役会長にはグループCEOの林郁氏が就任します。


DG Life Designの前身であるHAMOLOは2009年創業で、スポーツスクールなどに向けた会員管理サービス(累計会員20万人)「PiCRO」やビーコン技術を利用した児童の見守りサービス「Kinsei」を提供してきました。

また、今回の発表にあわせプロ野球球団やプロサッカーチームのウェブサイトの開発・運用などを手掛ける株式会社Hampsteadと、日本最大規模のワインスクールを運営する株式会社アカデミー・デュ・ヴァンの2社を、DG Life Designの完全子会社にしています。


図:DG Life DesignとDGグループの事業連携イメージ

今回の発表はデジタルガレージにおける長期保有型投資策の第一弾となり「今後、DG labでの研究開発や、DG Incubation/Onlabでの投資育成から生まれたスタートアップをこの枠組みに採用していく考え」(株式会社デジタルガレージ 執行役員SVP ロングタームインキュベーション・セグメント担当 佐々木智也氏)とのこと。「また、投資回収期間などについては、その会社規模によって変わるので設定はしていません。なお、DG Life Design社は前身の組織の時点から既に黒字を出しているので、今期より収益貢献します」(智也氏)。

【関連URL】
・DG Life Design (株式会社HAMOLOを2017年7月に社名変更予定)
http://dgld.jp
・デジタルガレージ、富裕層向けライフスタイル支援事業を本格始動 投資先とその子会社2社を経営統合しDG Life Designとして事業展開へ
http://www.garage.co.jp/ja/pr/2017/05/20170512.html

蛇足:僕はこう思ったッス
maskin-bit-2016 変化・スピードと騒がれた時代の節目を感じる事例。もはやスピードだけでは成立しないライフスタイルデザインが一つの市場として横たわるようになるということか。これまで既存の価値観を変えるサービスがIT系事業の騎手だったが、それらはどんどん長期投資側に鞍替えすることになるだろう。

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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