Mac/iPad不振の米アップルに新型ラップトップの計画

Apple

米Appleは、ラップトップのラインナップ3製品の新しいモデルを計画している。米Bloombergが報じています。

この手の噂は多くの媒体が取り上げるのが常ですが、直近の決算(2017年第2四半期(1月〜3月期))でもMacおよびiPadの売り上げ減少が際だっており、かつてクリエイティブや教育分野で産業成長を支えた製品群の弱体化を払拭する強力な製品をリリースするのではないか?と期待されているのです。


課題は2つ。まず、Macラインナップ全体が古くさくなっていることがあげられます。2016年にタッチバー搭載のMacBook Proがリリース(最も薄く軽量な新MacBook Proシリーズ、TouchBar搭載 【@maskin】)されましたが、Proらしい性能があるというと疑問で、他のラインナップもすでに目新しさに欠けてしまっています。Macのデスクトップについても、ディープラーニングなどプロセッサパワーが必要な処理のためのGPUを追加しようにもそれができず、Windowsマシンに移行した、なんていう発言が散見されています。

もう一つは、米Microsoftのタブレット&ラップトップシリーズ「Surface」の存在感が高まっている状態にあるということです。実際に米J.D.Powerの調査では顧客満足度でSurfaceに軍配が上がっています

Appleは、新しい3つのラップトップでIntel社の最新製品「Kaby Lakeプロセッサ」を筆頭に各モデルでより高速なプロセッサを搭載すると報じられていますが、それ以上の革新的な技術や機構が搭載されない限り、復活は難しいのかもしれません。

【関連URL】
・Apple Reports Second Quarter Results
https://www.apple.com/newsroom/2017/05/apple-reports-second-quarter-results/

蛇足:僕はこう思ったッス
maskin-bit-2016 この15年ほどでApple社のファンが急増した日本。スマートフォンのシェアがiPhoneがトップという世界でも珍しいエリアだ。PCにおいても特にラップトップは一種のスタイルとして受け入れられてきた。しかし、グローバルでみるとそうではない。これまで得意だった教育分野でも北米ではMicrosoftや米Googleがシェアを奪っており、Appleの存在感は消えてしまっている。その点からも日本は特別なのだが、こういった世界の流れは1年半から2年半ほどで日本に到来するのが常だったりする。

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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