自作デコスタンプを送付できる「DrawChat」、Facebook対応で新登場 9/10まで無料【増田 @maskin】

News, StartupsDrawChat, Facebook, プライムアゲイン, 阿部伸弘


[読了時間: 2分]

 プライムアゲインは2013年9月2日、Facebookメッセージで自作のスタンプを送付できるアプリ「DrawChat for Facebookメッセンジャー」を公開した。iOSとAndroidに対応。価格は250円だが、9月10日まで無料で提供されている。

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 キャラスタンプを使ったチャットアプリかと思いきや、オリジナルのスタンプを作成するツールの完成度が高い。

 ペンの太さや色、デコ素材、スマホ内の写真などを使用できるのはもちろん、ウェブ検索で得られた画像を引用するなど機能が満載。ちょっと指だと細かいところまで表現できないが、ヘタウマ感があるスタンプならあっという間に作成できる。(下:ちょっと下手過ぎ?)

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 かつ、Facebookが公開している「Chat API」を利用しているため、公式のFacebookメッセンジャーと同じように使用することができるのも大きな特徴だ。相手が「DrawChat」を使用していなくても、送信することができるのは大きい。(画像はリンクとなる)


学生スタートアップながら200万ダウンロードのアプリ開発実績

 開発したプライムアゲインは、2011年夏に開催された学生向け企業コンテスト「ブレークスルーキャンプ」の出身者 阿部伸弘 氏が立ち上げた会社だ。ちょっと彼らについても話をしておこう。

 会社自体は大学在学中の2010年12月に設立しており、その後、ブレークスルーキャンプに参加して「カンパイ」という企画を進めていた。

 「カンパイ」は、いわば集合写真を共有するアプリ。決勝プレゼンの審査員をやっていた筆者は、企画こそおもしろいものの、マーケット規模やスケール面で問題があると感じていたが、彼等もその辺を課題と感じていたらしくピボットを決断。

 「最初はデコ機能だけで、ミニマムスタートを意識して、写真のグループ共有機能は最初ははずしてアップデートで追加」(阿部氏)することにした。

 そういった経験を活かして2012年6月リリースしたiPhoneアプリ「DecoAlbum」は、現時点までに200万ダウンロードを突破するまでに成長した。

 プライムアゲインは、2013年3月にEast Ventures(パートナー:衛藤バタラ 松山太河)を割当先とする1000万円の第三者割当増資を実施。現在、フルコミットのメンバー4人、アルバイト4人、社長以外は全員凄腕エンジニアという体制で開発を進めている。


DrawChatの挑戦

 プライムアゲインは学生創業時の2010年からスマートフォン向けにクローズドなコミュニケーションを実現するアプリを開発。なぜその分野にフォーカスするか、阿部氏はこのように語る。

 「テクノロジーによる人類の進化は、スマートフォンによって親密な人(親、兄弟、親友、恋人)とのコミュニケーションが活性化する事により、人の心が満たされる事により人が本質的に満足し、世の中がより良い方向に向かうと考えるからです」。

 「DecoAlbum」も思い出を永遠のモノにするという同じ流れのコンセプトを持つ。「DrawChat」も、DecoAlbumの成功を受け、プライムアゲインが初めて開発した「CloudAddress」というサービスのリバイバルとして開発する形となっている。

 プライムアゲインは、今後も人々がスマートフォンでのコミュニケーションを通じて親密な人との繋がりを感じられる事にフォーカスする考え。その若き思いは多くの支持を受けられるのだろうか。今後に注目したい。



【関連URL】
・DrawChat for Facebook messenger | iTunes App Store
https://itunes.apple.com/jp/app/drawchat-for-facebook-messenger/id690449712?mt=8
・DrawChat for Facebookmessenger | Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=us.drawchat

蛇足:僕はこう思ったッス
maskin2011009rev.fw アプリのUIとしては結構粗けずりな印象もあるが、利用体験のおもしろさとしては、他の強者コミュニケーションアプリに全然負けていない。どんどんブラッシュアップして、公式機能としてFacebookとかLINEに採用されたらおもしろそう。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演している。現在、TechWaveをリボーン中。中長期プランニングやアドバイザリー活動で定評がある。(@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中)
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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭から国内外のソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、ネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。直近では通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のIT系メディアであるスペインの「Softonic」に参加後、2016年からTechWave第三章として新興メディアの開発を再スタート。国内最大規模のスタートアップ&B2Bイベント「アプリ博」のオーガナイザー。
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