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物販やデジタルコンテンツ販売に適した手数料無料のオンライン決済サービス「SPIKE(スパイク)」が
3万アカウントを突破し、メールアドレスを含む顧客データのエクスポートに対応しました。
同サービスは事前審査や書類手続きが一切不要です。
ホームページからメールアドレスとパスワードを入力しアカウントを作成、
その場で商品登録ができ、商品名と金額を入力するだけで決済ページが提供されます。
今年4月にβ版が開始され、興味をひかれ早速利用し始めました。
「決済手数料0%、専門知識不要、最短1分で始められるカード決済サービス」
と言うとおりプログラミングなども不要で、簡単に利用することができました。
不便な点をあげるとすると、購入者のメールアドレスが提供されないことでした。
購入者とはSPIKEのメッセージ機能でやりとりする必要があり、
通知を見てログインして確認して返信するというわずらわしさがありました。
しかし、それらの不便は今回の変更で解消されました。
購入者のメールアドレスがわかるようになっただけではなく、
購入データを一括でダウンロードできる機能が追加されました。
メールアドレスだけを受けとっての決済が可能になったことで、
個人情報(住所や電話番号、名前)の受け渡しが不要になり
デジタルコンテンツ販売ではより使いやすくなりました。
また、購入者のメールアドレスをリストとして自社で保有したいという需要にも同時に答えました。
「過去にEC事業をやっていた経験から粗利に対する決済手数料率が高いことに疑問を感じて、
決済手数料をゼロにしても成り立つ世界を作りたいとフリーミアムモデルで事業化した。」
とSPIKE事業開発責任者 荻原充彦さん。
「独自に力を入れてるのは不正検知の仕組み、
人工知能を用いたデータ分析を得意とするメタップスの強みを活かして機械学習させ、
不正検知の精度をあげていく」
とも。
無料で使えるリンク型は、初期費用・月額・決済手数料・トランザクションフィーが一切無料。
唯一の手数料は出金時の振込手数料500円、
出金は手動で毎月4日までに手続きしたものがその月の末日に振り込まれる。
1回の決済の限度額は6万円、上限決済額:月100万円まで。
ビジネスプランは月額3,000円、APIが使えるようになるほか、
1回の決済の限度額が30万、月の上限決済額が1,000万(超過分は2.5%+30円)になる。
(2014年12月末日までは、月額費用は無料で利用できる。)
継続課金は現在未対応、今後対応予定とのことです。
蛇足:決済手数料無料もすごいですが、誰でも簡単にオンライン決済を使えるようことはもっとすごいと思います。
著者プロフィール:
株式会社 EC studio スペース
代表取締役 大崎弘子(オオサカンスペース運営)
専業主婦から、アルバイト、そして社長へ。
大阪生まれの大阪育ち。バツイチ、2児の母。「日本で一番社員満足度の高い会社」として知られる 「ChatWork(旧 EC studio)」社にアルバイトとして入社、SEO・広報・代表 山本敏行の秘書を経て、グループ会社の代表に。大阪の本町にあるコワーキングスペース「オオサカンスペース」を運営。メンバー数120名以上、3年目を迎え協業で生まれたビジネスも成長期に。海の見えるビジネス合宿所「尾崎の家」も完成。3Dプリンターの自作講座、メディア向けピッチイベント「Shoot!」などを開催。会社員の方がITを使って収入を得ることに特化したパソコンスクール「アフィリエイトJelly!」開講。
世界27都市で開催される「IT飲み会」会長、54時間で起業体験をするStartup Weekend Osaka、広報ウーマンなにわ部などを主催、コミュニティ同士をつなぐ。船場経済新聞の編集長、TechWaveと地域情報の発信にも力を入れる。