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描いて消すだけ、というローテクながらも人気の電子ノートパッド「ブギーボード」を超える魅力的な電子パッドが2011年6月に登場する。その名も「NoteSlate」。電子ペーパー(eインク)に直接書き込めるだけでなく、SDカードへの保存やWi-Fi通信による送信も可能なのだという。価格は99ドル。2011年末には3色カラーモデルもリリースされるとのこと。
電子ペーパーは、Amazonキンドルを筆頭とする電子書籍に採用されているもので、見た目はファックスで印字されたような品質。TFTや有機ELとは違った美しさを持つ電子ペーパーは、一度表示したら電力をほとんど消費しないことで、いわゆるディスプレイとは違う感覚で使用できるもの。ここにペンで描いたり、タッチで消したりできるとなると、本当の意味で“電子の紙”として躍進する可能性が出てくる。
単なる電子ペーパー的ノートパッドという意味では前述した「ブギーボード」があるが、「NoteSlate」はミニUSB端子やSDカードスロットも備え、メモの保存や送信もできるなど、より“電子的”実用性に富んだ内容となっている。これでバッテリーの持ち時間が150時間とキンドル並、本体重量が280gとなると常時持ち運びたくなりそうだ。筐体はA4サイズの紙をモチーフにしているとのことで、13インチのeインクディスプレイを搭載しており、デザインはどれも魅力的。是非サイトでそのバリエーションをチェックしてみて頂きたい。
なお、NoteSalateのファームウェア(機器制御ソフト)は、将来オープンソース化を予定しているらしく、今後、mp3再生やPDF表示、文字認識(OCR)機能なども搭載する計画だ。販売は6月から公式サイトのみで順次行われていくとのこと。
■ 関連URL
・NoteSlate /// intuitively simple monochrome paper alike tablet device
http://www.noteslate.com/
・キングジム「ブギーボード」で紙にさよなら! 【増田(@maskin)真樹】
http://techwave.jp/archives/51501886.html
絶対買う。と思った人は僕以外に相当数いるんじゃないかと思う。僕は150%デジタルネイティブだけど、メモを筆頭に紙をよく使用する。紙というかペンで自由に描ければいいわけだが、いつも“描いた”後の管理に苦心する。これなら画像データで保存もできるし、OCRでテキスト化もできる。
こういった製品は20年前からいろいろ使用しているが、そろそろ実用的なものが手に入れられるようになったんじゃないかと思い期待している。
十代からメディアクリエイターとして活動。週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスの起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導する。 / 現在TechWaveの活動を中心に完全復帰中、多数のプロジェクトに関与する。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。