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Twitterやfacebookといったソーシャルメディアもちろん、Googleメールやカレンダー、DropboxやEvernoteといったクラウド系サービスまでもが一括で検索できてしまう「Greplin」が2月16日に一般公開となっている。これまで招待メールが無いと利用できなかったが、ウェブページから誰でも登録ができるようになっている。
Greplinは、いわばソーシャルメディア趨勢時代のパーソナル検索エンジンと言えるだろう。DropboxやEvernoteに保存している各種情報を一括で検索することはもちろん、Twitterやfacebookのアカウントを登録しておけば、自分がフォロー(友達になって)しているユーザーの動向を検索できる。検索結果を得るのがとても高速である上、最新の投稿はリアルタイムでも更新されてくるので、少し使用しただけで手離せなくなってしまうだろう。
登録できるのは、TwitterやFacebook、Dropbox、Evernote以外にもGmail(Apps版もOKだが有料)やカレンダー、SNSのLikedIn、日本ではあまり馴染みないがSafesforceやYammr、Basecampなどにも対応。今後も続々と対応サービスが増える見込みだ。
より多くのソーシャルメディア&クラウドに対応するほど膨大な検索結果から当該情報を探すのが難しくなるが、Greplinは情報をフィルタすることでうまく解決していると思える。7つのオプションでしかないが、個人にまつわることなのでこれくらいで十分である。
ただし、個人に関係する情報とはいえ、その情報量は膨大だ。よってGreplinも情報量に応じて課金メニューを用意している。200MBまでは無料だが、500MBから月額4.99ドル(年間49.99ドル)、2GBで月額14.99ドル(年間149.99ドル)となる。
これを高いと見るか、安いと見るか。一度は使用してみる価値のあるサービスだと思う。
Greplin Demo from greplin on Vimeo.
■ 関連URL
・Greplin
https://www.greplin.com/
個人の情報だけに限定されているからか超高速で検索できるのでビックリ。Google Appsに対応しているので、僕のmetamix.comメールやカレンダー(将来はコンタクトも)も検索できるのが嬉しい。来たるべきソーシャルメディア趨勢時代の必須サービスとなる可能性が高いと思う。増田の2011年イチオシサービスにノミネート。
十代からメディアクリエイターとして活動。週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスの起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導する。 / 現在TechWaveの活動を中心に完全復帰中、多数のプロジェクトに関与する。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。