ウェブのパラダイムが検索からソーシャルメディアに移行しようとしているけれど、完全に新しいパラダイムに移行するにはソーシャルメディアのマネタイゼーションが不可欠、ということを最近あちらこちらで話している。要は次の広告テクノロジーが新しい時代を作るということなんです。
それで広告テクノロジーのことをいろいろ調べていて、そろそろ本も出るんだけど、新しい動きをしばらくは追ってみたいと思う。
その関連で、今回ちょっと気になったのが米国のBalihooというサイト。
アーカイブ 6月 2007
なんだか昔、喫茶店にあったインベーダーゲームを思い出すなあ。マイクロソフトのテーブル型PC。タッチスクリーンのインターフェースが銀行のATMっぽいというか、アップルのiPhoneっぽいというか・・・。カッコいいんだけどね。
パートナー企業が、シェラトンとかいう感じなんで、アメリカのホテルなんかに置かれるようになるんだろうなあ。
動画はなかなか面白い。
世界最大のSNSであるMyspaceを追撃している学生向けSNSのFacebookが大胆なAPI公開したという話(ネタ元はここ)。
話題のtwitterなんかも簡単にFacebook上に乗るようになるらしい。いろいろな情報やサービスがガジェット化(ウィジェット化?ブログパーツ化?どれやねん!そろそろ呼び名を統一したほうがいいぞ!)しているということなんだろうなあ。
こうした傾向から言えることは2つ(というより言いたいことが2つ)。
1つは、コンテンツプロバイダーはガジェット対応を急ぐべし。つまりフィード対応せなあかんということ。
もう1つは、これだけマッシュアップが進んだら、いったいだれが主導権を握るのかという問題があるということ。ガジェットを乗せるプラットホームが強くなるのか、ガジェットの提供者のほうが強くなるのか?
僕は、やはりユーザーに一番近いサービスを提供するところ、ユーザーが最も心地よいコミュニティーを提供するところが強くなると思っている。コンテンツプロバイダーとかプラットホーマーとかと言うことではなくね。Facebookにしろ、軒をtwitterに貸したら母屋まで取られる可能性だってあると思う。
海外のブログなんかでちょっと話題になっているみたいだけど、diggの創業者が講演の中で、製品のレビューなんかにも進出すると言ったみたい(ネタ元はここ)。
diggと言えば、技術系の参加型ニュースサイト。利用者は技術者が中心ということもあり、広告ブロックソフトなんかも利用している人が多くて、メチャクチャ人気のあるサイトなんだけどこれ以上の広告収入の伸びは難しいみたい(ネタ元はここ)。
だから価格コムのような分野にまで進出することを考えているようなんだけど、果たして運営者の思惑通りに進むのかどうか。だって、こうした参加型ニュースサイトって、主導権を握っているのは運営者ではなくてユーザーコミュニティだから。んー難しそうだにゃーあ。