やったー!待ってました!
電通とcci、オトバンクの3社で、ポッドキャストに広告を自動的に挿入するシステムを開発し、運用を開始するそうです。
これまでポッドキャストの広告って、音声コンテンツ編集面で挿入していた。代理店から広告音声をもらって、それを本編に貼り付け1つのファイルにしたものをアップしていたわけです。それを自動化するシステムのようで、音声ファイルをサーバー側にアップすれば、自動的に広告をつけて配信してくれるようです。
ただ過去に配信したポッドキャストの音声データについてある広告を最新のものに自動的に切り替えることは不可能とか。まあアップし直せばいいでしょうけど。
また1つのサーバーに1つの広告しか打てないので、このシステムを利用するには、今のところ独自にサーバーを立ち上げなければならないようです。となると、今のところはラジオ局などの大手向けのサービスということになるんでしょうね。
独自サーバーか・・・。ちょっときついなあ。まあ今後の改良を心待ちにしております。
また発表文の中に気になるところが一点。「次世代広告業務支援システムAD-SCRUMに新領域の広告商品を追加することで、アドマーケットプレースを拡充していく」とあります。米国では、広告マーケットプレースを核にした広告プラットホームの主導権争いで、マイクロソフトがヤフー買収に乗り出したりして華々しい感じがありますが、日本では・・・静かに静かに・・・「シー!」って感じで、広告マーケットプレースの時代へと移行し始めているようです。