北京で開催されたモバイルインターネットのカンファレンスを取材し、帰国した。やっぱり1つの取材テーマのとっかかりを見つけるためにカンファレンスというのは非常に有効だと思う。その分野のキーパーソンがそろっているし、今最も旬な話題が何であるかも分かる。人脈作りにもなる。
これから情報を整理し、原稿に仕上げていかなければならない。原稿はこのブログではなく、会社のサイトのコラムのほうで展開することになりそう。
出発前に行った地図やケータイマーケティングに関するインタビューもまだ記事化できていないので、しばらく時間がかると思うけど。
今回の取材で感じたことは、やはりモバイル領域がIT記者にとって最も重要な領域になることは間違いないということ。ただアジアが世界の核になるのかどうかはまだ不透明。未来を読むのに大事なのはベンチャー周りの取材よりも、キャリアの研究機関の基礎研究の動向を追うことかもしれない。中国を見るより、ノキア、シリコンバレー、そして日本の大手を観察し続けることのほうが大事かもしれない。ノキアのアジア担当者のプレゼンが世界の動向をうまくまとめて秀逸だったのだが、それを聞いてそんなふうに思うようになった。
日本のモバイル業界の人たちもプレゼンしていたが、やはり技術やサービスで他の国を圧倒している感があった。これも記事にしていきたいと思う。これからまだまだ忙しくなりそうだ。