Google Wave to be opened for federation today! Yes, for you to host
Google Waveが企業内ユース向けに利用できるようになるという話。
Google Wave has been designed from the ground up to allow federated
distribution models, meaning you can build and host your own Wave
servers, e.g. for your corporate users, and make them talk to other
Wave servers. It’s very much like the distributed nature of SMTP based
email transmission, but technically way more complex due to the
real-time nature of the service
電子メールのようにメールサーバーを自社内で管理、運営する一方で、ネット上のほかのメールサーバーとつながるという仕組みに、Google Waveもなっているんだけど、リアルタイム機能がついているので、メールサーバーよりも大変らしい。
確かにメールやチャットって、自分の文章を打ち終わってから送信するけど、Google
Waveは自分が文章を書いている画面がそのまま相手の画面にも表示される。自分のパソコンと相手のパソコンが同時に動く感じ。だからどうなんだといわれ
るとよく分からないというのが正直な感想。そこまでリアルタイム性を高めることで、何がどういいのだろう。
まあしばらく使わないと実感できないのかも。メールが普及し始めたころに、「ファックスとどう違うの」と質問されて、「いちいち紙に印刷しなくても、そのまま送れる」と説明すると、「それで?」と聞き返されて、反論できなかった。そんな感じなのかもしれないと思う。
まだまだそのすごさって実感できていないんだけど、これを会社内のコミュニケーションツールとして採用する企業が増えてくれば、ナレッジマネジメントと
か社内ブログとか社内SNSとか、うんちゃらかんちゃらというようなものが、ぶっ飛ぶことになりはしないだろうか。そういう意味で影響が大きいかもしれな
い。
アーカイブ2009
もちろん本も読めるんだろうけど
In
a report to clients issued Friday, RBC’s Mike Abramsky ticks off the
key takeaways from his meeting with Eddy Cue (vice president for iTunes
and Internet services), David Moody (vice president for worldwide Mac
marketing) and CFO Peter Oppenheimer.
問題は次の箇所
After music,
video content is expected to be the next "exploding" opportunity, but
requires overcoming industry rights dysfunctionalit
subsidies (cable box, video), and developing the right consumer
"offer". Apple TV, while still a "hobby", is well positioned to benefit
from evolving market dynamics. Apple was less enthusiastic about the
online book/newspaper market, given unattractive industry structure.
アップルTVについて話してるん
ごちゃしていて、業界全体がなか
のフェーズに進むんじゃないか、
それに比べ、「業界構造があまり
アップルとしては書籍や新聞など
レットでも書籍や新聞には力を入
いるという話。
でも電子書籍や新聞の画期的な見
だから当たり前といえば、当たり
それ以外に僕が個人的に気になっ
Android:
Vertical integration and the iTunes ecosystem are Apple’s secret
weapons against the Google challenge. Developers, they claim, prefer
Apple’s single-platform
model over Android’s multiple hardware configurations.
アンドロイド;ハードからソフトもあで垂直統合しているのが、対 グーグルに関してアップルの秘密 兵器。開発者は、複数ノハードウ エアに向けて開発しなければなら ないアンドロイドよりも、アップ ルの単一プラットフォームのほう を好む。
追記 ちょっと勘違いがあったので訂正しました。アップルの幹部が言ったんじゃなくて、幹部と話したアナリストがそういう印象を受けたというような話でした。
TechCrunchの記事「Googleの行動ターゲティング広告は失敗か?」という記事を読んだ。
ユーザーがネット上でどのようなサイトに
行って、どのようなページを見たか、という履歴を取れば、その人の興味の範囲が分かる。その興味の範囲に沿った広告を表示すれば、効果が高いのでは、とい
う仮説に基づいて開発されたのが、行動ターゲティング広告なんだけど、本当に仮説通りに効果が高ければ多くの広告主が導入するはず。
ところが
PrivacyChoiceのファウンダ(そしてAttributorの会長で元Yahooの上級副社長)Jim Brockの推計によれば、AdSenseのサイトのわずか25%しか、ターゲット特定型の広告を載せていない。
という。Brockさんは、その理由を追及すべく、読者にアンケート調査を行っている。
やはりまだ精度が低いのかなあ。逆にいえば、これからまだ精度を上げることも可能だということ。
それとも、やはりキーワード広告のほうが、購買直前だから効果が高いのか。物を買おうと思って検索している人に、その商品に関連する広告を出すのだから、購買行動に直接影響を与えられる。
行動ターゲティングやっている人は「検索はネット利用の5%に過ぎない。あとの95%はいろいろなサイトを見て回っているのだから行動ターゲティングのほうが有効」と言うんだけどさ。
でも、少なくとも行動ターゲティングってブランド広告には向くんじゃないだろうか。
もう何年も前からケータイこそが究極のSNSだと言ってきた。ケータイのどこがSNSなんだよって結構突っ込まれることが多かった。まあうまく説明できな
い自分が悪かったんだけど。
ケータイの中の連絡帳こそソーシャルグラフ(人間関係の縮図)だし、ケータイを電話としてではなくソーシャルメディアのモバイル端末として使うよ
うになるんじゃないかというようなことを言いたかったわけ。若者はモバゲーやグリーで友人たちとゲームするのがケータイの主目的だし、iPhoneおじさ
んたちはtwitterに夢中。もうその方向に進んでいるのだが、もっと明白に「ケータイはソーシャルメディアだ」と分かる仕組みになるんじゃないかと
思っていた。
そういう自分が漠然と抱いていた形に近いものが、アンドロイドケータイ向けのアプリとしてリリースされている。残念ながらアンドロイドケータイを持って
いないので、使用感は分からないが、英語の情報をもとにどんなものか見ていこう。これが数年前から僕が抱いていたケータイの次の形だったんだ。
アプリ名はAsurion Mobile Addressbook。アシュリオンと発音するようだ。
コンセプトとしては、ケータイの連絡帳を核にソーシャルメディアを紐付けしていくということ。連絡帳を開くと、普通の連絡帳のように、住所、氏名、電話番号、メールアドレスなどの項目がある。
でももちろんそれだけではなくて、twitterやfacebookといったソーシャルメディアの項目もある。
twitterの項目にタップすれば、この友人のtwitterの直近のつぶやきが表示される。その画面から、replyをつぶやくこともできる。
facebookの項目をタップすれば、その友人のfacebook上での活動のリストが表示される。
YouTubeの項目をタップすれば、その友人が最近YouTubeにアップした動画や、お気に入りに選んだ動画のリストを見ることができる。
アマゾンの項目をタップすれば、その友人のアマゾンのウイッシュリストが表示される。
ウイッシュリストって使ったことないんだけど、日本のアマゾンにもあったっけ?
ウイッシュリストって、普通アメリカのデパートなどに、「こんなのほしい」というような商品をリストにして登録しておくと、友人が検索してくれて、結婚式や誕生日、クリスマスにそのリストの中からプレゼントをくれる。という仕組みだと思う。
またこうした友人のソーシャルメディア上の活動を集めてきて、タイムラインで一覧表示することができる。友人たちが、どんなことをしているか常に把握できるわけだ。FriendFeedなんかの機能に近い。それをモバイル環境で、連絡帳とひもづけているわけだ。
どの友人のどのソーシャルメディアのどの情報をタイムラインに表示するのかは設定画面で設定できる。またAPIを公開しているので、mixiやgree、モバゲーなどといった日本のソーシャルメディアもこのアプリ向けに情報を出すことが可能だ。
twitterのfollowerやfacebookの友人をいちいちケータイの連絡帳に登録するのは、面倒な作業だけど、automatchという機能で、自動的にソーシャルメディア内の友人を連絡帳に取り込んで、マッチングしてくれる機能もある。
レストランや、店舗も、このアプリ向けに情報を提供することが可能。
例えば、スターバックスを連絡帳のリストに追加できる。
GPSで現在地を確認してから、周辺のスターバックスの所在地を地図上に表示できる。
うーん、結構いい線いってると思う。みなさん、どう思われます。
恐らく、これがここ1、2年のケータイの進化の方向だと思う。つまりケータイはソーシャルメディアになっていくと思うのである。
さて僕の関心はその次。
こうしたソーシャルメディア化したケータイに、どのようにセンサーから取得された情報がからんでいくのか、ということ。GPSを使った位置情報。加
速度センサーを使って、電車に乗っているのか、車を運転しているのか、歩いているのか、といった情報。マイクのセンサーを使って、話ぶりから怒っているの
か、悲しんでいるのか、などという情報。ARのように視覚から入る情報。マイクから入手できる周辺のノイズの情報。
こうした情報がどのようにからんで、どのようなサービスを提供するようになっていくのだろうか。
梅田望夫さんの「進化を遂げる英語圏」というコラムを読んで。
梅田さんのこれまでの主張を踏襲したものだが、以下の視点に考えさせられた。
グ
ローバル化の流れの中で、英語圏に限っては、消費者層が大きく広がるフロンティアが確かなものとして現れたのである。 逆に言えば「国内市場だけみれば仮
に昔ほどおいしいビジネスモデルでなくとも、新技術を生かして世界に出れば…」と発想できるのは、英語圏の知の供給者だけなのだ。
感想は2つ。1つは、日本は工業社会から脱却できないのではないかということ。日米で経済紙を読み比べれば違いは歴然。アメリカの経済紙は、情報産業の
ことを大きく取り上げているが、日本の経済紙で情報産業はそれほど大きく取り上げられない。日本はまだ工業社会にどっぷりつかっている。
先日も高校時代の友人たちと飲み会があったのだが、彼らは「日本はものづくりが基本だ」と熱く語っていた。彼らが言うものづくりとは、工業製品のことだ。
もし情報社会に移行してメリットが得られるのが、英語圏の企業だけなら、日本企業がものづくりに励むのも理解できる。
たとえそれがじり貧だと分かっていても。それが日本全体が進んでいる方向なのではないか。嗚呼。
もう1つは、こういう状況を打開するには、日本が英語をベースにした社会になるしかないのではないか。少なくともビジネス上のやりとりはすべて英語です
る。多くの企業が外資系企業的な職場環境にしていくしかないのではないか。少々暴論かなあとは思うけど、そんな気がする。
機械翻訳が発達すればその問題は解決すると考える人がいるかもしれない。40年前にも10年前にも同じような主張を耳にした。
英語がまったくできない人にそういう幻想を抱く人が多いように思う。しかし外国語の細かいニュアンスまで分かるほどまでに習得すると、反対に、誤解が生じないレベルの翻訳、通訳は機械では困難だし、おそらくあと何百年を無理ではないかと思うようになってくるものだ。
梅田さんも日本人の英語力アップための取り組みをされているようだが、僕も基本英語で会話する飲み会を定期的に開催している。ご興味のある方はどうぞ。
次回は11月27日。英語をしゃべるタコ焼きパーティです。
http://tweetvite.com/event/telme11
Internet Watchの記事「Web2.0的ワークスタイルがメインストリームへ、米Gartnerが予測」という記事より。
Web2.0的ワークスタイルってなんだよ。ていうかWeb2.0っていつの時代の言葉だよ。
まあよく分かんないんだけど、ガートナーは次のようなことを言っているらしい。
米Gartnerは27日、ブラウザベースのWeb 2.0的な手法が、2013年までに企業の共同作業プラットフォームの80%を占めるとの予測を発表した。(中略)Jeff Mann氏は、「何年もの間、主にMicrosoft
OfficeのようなPCベースのオフィススイートで仕事をしてきたユーザーは、ファイルを中心とした仕事の仕方を好み、1枚のページを同時に人々が編集
するWeb
2.0的環境で仕事すると落ち着かなく感じるだろう。それと同時に、Wikiやブログのような流動性の高い仕組みに慣れているユーザーは、まとまったド
キュメントを扱うときにしっかりとしたプロセスと構造が要求されることにつまずくことがあるかもしれない」と、双方の利点と欠点を指摘した。
んーますます分かんない。ひょっとするとこんなこと言っているのか、というところを自分自身の経験に当てはめて解説したい。数年前に某出版社から本を出したときの仕事の進め方は次のような感じだった。
- まず僕が原稿を書く(その間、編集者は何もすることなし)。
- 完成した原稿を編集者が読み、疑問点、修正点などを書き込む(その間、約1ヶ月。僕は何もすることなし)。
- 編集者から郵送されてきた原稿を再度、僕が手直し(その間、約一ヶ月。編集者は何もすることない)。
- できたものを編集者に郵送すると、編集者が内容を確認したのち今度は本の体裁に組み直して再度送ってくる(その間、約一ヶ月。僕は何もすることなし)
- 本の体裁に組んだものを僕が確認。修正希望箇所を指摘(その間2週間。編集者は何もすることなし)
- それを編集者に送り直し。編集者が修正し、僕に送り返す(その間2週間。僕は何もすることなし)
- 最終的に著者である僕が確認し、郵送する(その間2週間。編集者は何もすることなし)
てな、感じで、最初に原稿を書き終えてから本になるまでに半年近くかかった。
その後、ソフトバンク・クリエイティブのハイバー編集者、織茂さんと出会う。
織茂さんとの仕事の仕方はすごかった。基本、原稿は全部google
documentsに書き込んだ。かなりの部分が書きあがったころになると、織茂さんがgoogle
documentに参加してきた。僕が原稿を書いていると、織茂さんもログインしてくる。ものすごいスピードで修正箇所を指摘してくる。織茂さん自身も原
稿を追加してくる。執筆と編集が同時に進行するわけだ。
google
documentsは数十秒ごとに自動保存されるように設定されてあると思うのだけど、同時に僕のバージョンと織茂さんのバージョンの自動保存が始まり、
「どちらのバージョンを優先しますか」とgoogle
documentsが聞いてきたこともある。「爆発するソーシャルメディア」という本は発売が3月の中旬だったと記憶しているが、印刷所の原稿を入れるの
が3月9日。確かその1週間前まで、僕は原稿を書いていた。3月中旬発売の本なのに、2月末のニュースが入っているのはこのためだ。
一度こうした仕事の仕方が身についてしまうと、もう元には戻れない。そのあとは、織茂さんとしか仕事をしなくなったのはこのためだ。
一度だけ、浮世の義理で某出版社の年配の編集者と仕事をしたのだが、この編集者は紙にこだわった。「紙じゃないと、著者は真剣に対応してくれない」とか
いうのが彼の言い分。著者が全員で6人だったので、その取りまとめを僕がしたのだが、原稿があっちこっちにいって、もうわけが分からない状態に・・・。編
集者は「歳を取ってくると、細かい仕事ができない。本当にイライラする」と怒っていた。こっちに怒られても・・・。「紙にこだわるお前が悪い」と、言いか
けたけど、やめた。
Gartnerはこういうことを言ってるのかなあ。こうした2つの仕事の仕方が存在し、それぞれのよさを主張し合う者同士で衝突するようになるので、そこはうまくやりなさい、という話なのだと思う。
google documentsは大きなファイルになると読み込みに時間がかかったり、さくさく動かなくなったりしたし、自動保存の際のバッティングの問題もある。
googleからこのほどテスト版が一部ユーザーを対象に公開されたgoogle waveはこうした点を修正したものだ。僕も、人見知りといいながら非常に明るい友
人から招待されて、使ってみたが、今一つよく分からない。一度数人でgoogle
waveを使った共同作業をしてみたいと思う。うちの会社では無理だろうけど。ほんとにweb2.0的仕事の進め方が主流になるのかどうかは、
google waveを使いこなせるようになってから考えてみたいと思う。
日本語のInternet Watchの記事でぴんとこない人は、英文の発表文に当たってみてください。
日本で電子書籍がいつごろからど
弾さんのブログによると、弾さんの本は電子書籍
5日前に発売開始の「弾言」「決
弾」 on iPhoneですが、現在電子書 籍部門の2位と3位となっており ます。
弾さんの感想としては、それまで
そうなると、今後はiPhone
の書籍はしばらくは今まで通り販
手出版社は売り上げが低下するの
周辺から訪れるものである。
コバヘンのブログから。ドイツのスター編集者、個人としても売り出す?
ドイツのタブロイド新聞BILDは、ウィキペディアによれば欧州で二番目に売れている新聞のようです。英国のSunに近いようですが、その編集長を務めるKai Diekmann氏は現地では有名なセレブ・ジャーナリストの一人なのだとか。
そんなKai Diekmann氏は自分の新聞とは別に個人のブログを開設、さらに自身をマーチャンダイズした商品を販売するなど、かなりユニークな展開を見せています。
blogもそうでしたが、Twitterが現れてから、組織という庇(ひさし)の下の個がむき出しになりつつありますが、Arianna Huffington氏のように自身のメディア「The Huffington Post」を立ち上げてしまう以外に、Kai Diekmann氏のような組織に属したまま個人をアピールするジャーナリストはさらに続くのか興味あるところです。
も
ともと、エディターシップは属人性に負うところ多大なので、今後、個人アピールの流動化が進めば(これは作家やアーティストにも言えることです
が)、そこに仕組みと資金が集まり、先のThe Huffington Postのような独立系メディアが誕生しないとも限らないでしょう。
すごい量の引用。許してちょんまげ。
組織に属したまま個人をアピールすることなんて、現実問題として無理だと思う。窓際社員が、目立たない場所でこっそり活動するしかない。目立たない場所が目立つようになれば、必ず組織の一員として活動することを強要されるものだ。
それって、オレのこと?
オレに集まれ!仕組みと資金!
Telegraphの記事 Twitter ‘costs British economy £1.38bn’より
Social
networking websites such as Twitter are costing British businesses
£1.38 billion a year in wasted time, a survey claims.
ツイッターのようなソーシャルネットワーキングは時間の浪費により、英国経済に年間13億8000万ポンドの損害を与えている。
1460人のオフィスワーカーにアンケートを取ったところ、1週間に40分くらいはツイッターとかを利用すると答えたという。なのでMorseという会社のPhilip Wicksという人が、年間13億8000万ポンドも経済に損失を与えていると試算したというわけ。
笑えるのが、アンケートに答えた人の多くは、「自分は週40分だけどほかの人は一日1時間もツイッターで遊んでいる」って証言したらしい。告げ口かよwww.
だからWicksさんは、この数字は控えめで実際にはもっと被害が大きい、と結論づけている。
まあそれはいいんだけど、13億8000万ポンドって円に直したら幾ら?面倒なので、調べません。
Wicksさんの主張は続く
“When it comes to an office environment the use of these sites is clearly
becoming a productivity black hole.“Social networking can be a cause for good when it is used professionally but
I think organisations need to wake up – that is not the way it is always
being used.”職場でやられた日にゃ、これは生産性のブラックホールになる。
仕事目的でやる分にはいいけど、従業員の多くは仕事目的でやってるわけではないことに企業は気づくべきだ。
一方でこの記事は、人材派遣業のOffice Angelsに勤めるDavid Clubbさんという人の次のような意見も紹介している。
As younger generations join the workplace, I believe UK businesses will,
inevitably, have to embrace social networks, recognising the benefits of
providing staff with well deserved downtime, but also their potential for
business networking.
若い世代が就業人口に加われば、英国経済界はソーシャルネットワークに向き合わざるを得ないだろう。従業員の権利ともいえるリラックス時間を与えるものとして、さらには人脈作りのツールとしても。
正反対ともいえる意見が並んだんだけど、これはまあ時代の移行期なんで見解が分かれるところなんでしょう。工業化社会の企業を自認する社は前者のアドバイスを、情報化社会の企業を目指す社は後者のアドバイスに耳を傾ければいいのだと思う。
それとは別に、まじでツイッターは人脈作りに役立つと思う。
先日も、ツイッターのおかげで、尊敬しまくる某先生と酒席をともにする機会があった。ことの発端は僕の「Aさんと飲みたいなあ。人見知りだから無理だけ
ど」とツイッター上で軽い気持ちでつぶやいたこと。Aさんというのは、知的な発言を続けている某女性ブロガー。その僕のつぶやきを見た尊敬する先生が「わ
たしも飲みたい。でもわたしも人見知りだから無理」とつぶやいた。すると女性のほうから「3人で飲みませんか」とお声がけいただいた。こうして尊敬しま
くっている先生と、初めてお酒をご一緒することができた。
この先生のことは本当に本当に尊敬しまくっているので、とても自分からは「飲みませんか」なんて声をかけられない。ツイッターのおかげだ。
こんな話はツイッター界隈に幾らでもころがっている。本当に人脈拡大にものすごい威力を発揮するツールだと思う。
でもまあ日本もまだまだ工業社会にどっぷりつかっている感じがして残念なんだけど、イギリスもそうなのかなあと思った記事でした。
サンフランシスコのモバイルデータ測定業者の Flurryの発表によると、アンドロイド向けモバイルアプリの開発プロジェクトの数が9月から10月にかけて94%も増加した。
またモバイル広告配信業者のAdMobによると、スマートフォン全体におけるアンドロイドOS搭載機への広告配信量が8月の13%から、9月には17%に増加している。
AdMobのブログによると、
With 12 Android phones already available through 32 carriers in 26
countries, the international impact of Android may be greater than it
is in the U.S.
アンドロイド端末は米国よりもそれ以外の国で多く販売されているので、アンドロイドの影響は、米国よりも外国のほうが大きいようだ。日本でもまだ1台しか出ていないので、国内ではスマートフォンといえばiPhoneの独り勝ちだけど、世界的にみると、アンドロイドは着実に勢力を伸ばしつつあるようだ。
とはいってもアンドロイドのアプリ市場上にあるアプリ数はまだ1万程度。iPhoneの8万5000にはまだまだ足りない。
米有力ブロガーのスコーブル氏は、この差があるためにiPhoneの地位が一夜にして覆されることはない、と指摘している。85,000 reasons why Apple’s iPhone isn’t going to be disrupted
例えば、一人20個のアプリをダウンロードして使用しているとすれば、その組み合わせの数は、・・・・・・ええっと分からないけど、ものすごい数。それぞれが自分なりのカスタマイズできているわけだ。
そして自分のお気に入りのアプリがアンドロイドにないのであれば、絶対にアンドロイドには乗り換えない、というのが同氏の意見。
アンドロイド端末がどの程度発売され、売れるのか。アンドロイドアプリがどの程度開発されるのか。鶏と卵みたいな議論だけど、まあ少なくとも1、2年は、iPhoneの独走が続くと見て間違いないということなんだと思う。
参考記事:マイクロソフト米国本社訪問、通信事業者とともにアプリの市場を開拓
Will There Be an Android App Boom Soon?