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急成長を続けているNHN JapanのモバイルSNSの「LINE」と、目指す方向性が似ている中国ネット最大手Tencentの「WeChat(中国名Weixin)」が、一部アジア市場において一進一退の攻防を続けている。
ユーザー数だけを比較すると、年内に1億人ユーザー達成を目標としているLINEに対し、WeChatは既に2億人ユーザーを達成したので、WeChatのほうが勢いがあるように見える。ただWeChatは中国国内市場という巨大市場を抱えているので有利なだけ、という見方もできるし、大事なのは、中国、日本というそれぞれのホームグラウンド以外で、両アプリがどの程度受け入れられているのかということなのかもしれない。一部データを見る限りホームグラウンド以外では、LINEのほうが少し優勢のようだ。