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Appleに関する情報ではこれまで数々の特ダネをものにしてきたAppleinsiderが、iPhone OSの次の大きなバージョンアップであるiPhone 4.0ではマルチタスクが可能になると報じている。
マルチタスクとは2つ以上のアプリを同時に動かすことのできる機能。マルチタスク機能が搭載されていると音楽を聞きながらメールをチェックするなど複数のことが同時にできる。
実は現状のiPhoneでも、Apple自身が提供するiPodやメールといったアプリに関してのみマルチタスクは可能。しかしサードパーティーが提供するネットラジオのアプリで音楽を聞きながらTwitterを見ようとしてTwitterアプリを立ち上げると、音楽が一方的に終了されてしまう。
iPhoneと競合するスマートフォンの中にはマルチタスク機能を実装しiPhoneとの差別化を強調する機種もあったし、iPhoneユーザーの間でもマルチタスク機能を要望する声が強かった。
Appleがマルチタスク機能搭載に消極的だったのは、マルチタスクにすることで演算能力が複数のアプリ間で分散されて動作が遅くなるという問題や、電池の減りが速くなるという問題があるからだとみられる。またスパイウェアなどがiPhoneに忍び込んで不正なことをしても、マルチタスクだとユーザーが気づかないという問題もある。
こうした問題と使い勝手とを天秤にかけてマルチタスク機能をあえて搭載してこなかったAppleだが、遂にユーザーの強い要望に押された形となりそう。
ただAppleinsiderによると、完成まではまだしばらく時間がかかりそうだという。
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