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Twitterの登録ユーザーが1億人を超えていたことが分かった。米Twitter社がサンフランシスコで開催中のイベント「Chirp」で明らかにした。検索件数ではGoogleに次いで2番手。検索エンジンとしても急成長している。
このイベントを伝える米国のメディア、ブログの情報を総合すると、Twitterに登録しているユーザーは1億577万人で、1日30万人のペースで増加中らしい。新規ユーザーの60%は米国外に居住。世界各地でまだまだ普及を続けているようだ。また自ら登録してTweetすることはないが、TwitterのサイトへTweetを読みにくるだけの月間ユニークユーザー数は1億8000万人。
このほかトラフィックの75%は、TweetdeckなどのTwitterクライアントと呼ばれるツール経由。またTwitterクライアントなどのTwitterのデータを利用するアプリの総数は10万個、などという統計も明らかにされた。
▼1億人突破
登録ユーザー数:105,779,710人
推計ユーザー数は6000万人だったので、実際はそれより多いことが分かった。Facebookのユーザー数が4億人といわれるので、そこまでではないが、それでもすごい数字だ。ただアクティブユーザー数は明らかにしていない。登録したものの、ほとんどTweetしていないという人は相当数に上ると思う。
でもサービス開始から3年で登録ユーザーが1億人に達したことは、評価されてもいいだろう。
▼検索でYahoo!を抜いた
イベントで共同創業者のEv Williams氏は一日に約6億回の検索クエリーがTwitterのサーバーで処理されていると語った。単純計算すると月に180億回の検索になる。ただSearch Engine LandのDanny Sullivan氏がWilliams氏に直接質問したところ月間の検索件数は190億回近くという答えが返ってきたという。
ComeScoreのデータとしてSearch Engine Landがまとめた数字と比較すると、Googleの878億件には及ばないが米Yahoo!の94億件の倍はある。
もちろんいろんな意味でTwitterの自己申告の数字とcomScoreの数字を単純に比較できない。comScoreの数字は昨年12月のものだし、サーバーの検索クエリーの処理回数ではなく、それぞれのサイト上での検索の件数。Twitterのサーバーへのアクセスの75%がTwitterクライアント経由といわれる通り、Twitter本家のサイトであるTwitter.com上での検索件数はそう多くない。一方でGoogleやYahoo!のアプリ経由の検索クエリーの処理件数は、comScoreの数字には反映されていない。
それに僕の場合、SeesmicというTwitterクライアントで気になる語句を検索キーワードに設定し、1分ごとにそのキーワードを含むTwitterを自動的に検索し取得するように設定してある。Seesmicを立ち上げている間は、次々と自動的に検索が繰り返されているわけだ。こういう使い方をしている人はそう珍しくはなく、これがTwitterのサーバーの検索件数を増やす結果になっている。
というわけで単純比較はできない。だが少なくとも、Twitterが検索エンジンとして影響力を増していることだけは言えると思う。
このほかのデータ:従業員数175人、1年前はわずか25人