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高速無線通信サービスUQ WiMAXを展開するUQコミュニケーションズは6月7日、本日より「UQ WiMAX端末 半額キャンペーン」を開始すると発表した。2010年8月22日まで指定の端末が半額となる。
同時に、WiMAX対応Wi-Fiルーター「WiMAX Speed Wi-Fi」の普及に、MVNOと協力して注力すると発表。iPadなどのデバイスに対応した高速通信インフラを拡充するという。
競争力のあるコストパフォーマンス
UQ WiMAXの魅力は、下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsというスピード。無線通信サービスとして競合となるイー・モバイルが下り最大21Mbps、上り最大5.8Mbpsとすると、かなり優位な性能だが、料金的にはそれほどの開きが無いのが特徴といえるだろう。
モバイルWi-Fi化製品も多数
さらに、イーモバイルのPocketWi-FiのようなモバイルWi-Fiを構築するには、モバイルWiMAXに対応したルーターを別途購入するだけでいいというのも嬉しい。以下は人気のある製品の一例だが、複数のメーカーが対応製品を提供している。iPad(Wi-Fi)やノートPC、スマートフォンユーザーも一考の余地はありそうだ。
アイ・オー・データ機器 WiMAX USBアダプタ対応 Wi-Fi Router WMX-GW02A
2010年度は会員数を5倍超へ引き上げ
UQ WiMAXといえば高速とはいえ首都圏を中心としたサービスという印象が強いが、2009年中に全県庁所在地への対応を完了。2010年5月末時点で8120局の屋外基地局を整備し、今年度末までに累計15,000局の屋外基地局の整備を計画している。
一部報道によれば、今回の端末半額キャンペーン等により、年度中に、現在の15万会員から5倍以上の80万会員を目指す構えだという。
競合となるイー・モバイルの会員数は2010年5月末で約246万。純増も続けており、簡単にはくつがえされないだろうが、基地局が増加すれば強力なライバルとなりそうだ。
(増田(maskin)真樹)
1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。
週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連雑誌で活躍。
独立系R&D企業のマーケティング部責任者の後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの立ち上げに参画。
ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。ニフティやソニーなどブログ&SNS国内展開に広く関与。
現在、複数のメディア系ベンチャー企業にアドバイザー・開発ディレクターとして関与。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。
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