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米Air Computingは7月22日、サーバーを介さずファイルを共有できるサービス「aeroFS」の開発途中バージョンを発表、事前登録ユーザーに招待状の送付を開始した。
このサービスは、PtoP形式で端末同士が直接通信し、ハードディスク内の情報をすべて共有するもの。ハードディスクの容量が大きければその分、共有ストレージも大きくなるため、無制限に拡張できるのが特徴だ。
サービスの利用には専用ソフトのインストールが必要で、インストールすると「aeroFS」の仮想ディスクがマウントされる。ソフトはWindows、Mac OS X、Linux向けが用意されている。(以下はMac OS X版)
この仮想ディスクに保存したファイルは、aeroFSサーバーとして公開、または招待したユーザーにだけ絞り共有することもできる。ユーザー間は暗号化通信でパイプ化された経路で直接接続される他、サーバーを経由しないためサービスダウン等のリスクはないという。なお、LAN内での使用はもちろん、ファイアーウォール越しの使用も問題ないという話だ。
aeroFSサーバーというのは「クラウド型のストレージ」で、複数のユーザーが特定のクラウドサーバーの一部として自分の共有ストレージを参加させることが可能だという。(自分のデータを分散保存させるーデータクラウドというわけではない)今回公開された開発途中版ではクラウド参加の場合も招待メールか招待コードが必要だが、リソース活用の新たな活路が見いだせるのか注目される。
■ AeroFS – File sync without servers
http://www.aerofs.com/
1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。
週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連雑誌で活躍。
独立系R&D企業のマーケティング部責任者の後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの立ち上げに参画。帰国後、ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。ニフティやソニーなどブログ&SNS国内展開に広く関与。
現在、複数のメディア系ベンチャー企業にアドバイザー・開発ディレクターとして関与。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。
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