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あと3時間後に迫った米Appleの新製品発表イベント。Appleとしては数年ぶりにイベントを生中継するわけだが、「オープンな技術を使う」と言いながら、なぜかApple製品でないと視聴できないという。Windowsパソコンでは視聴できないのだ。変な話だなと思ったら、その理由が分かりましたよ。多分。
米Apple情報サイトCult of Macによると、今回のイベントを生中継は、年内に完成予定の巨大データセンターの一部施設を使ってHの実験という意味があるのだという。一人の匿名の関係者の情報として伝えている。
Appleのデバイスへのストリーミング配信実験だから、Appleデバイスでしか見れないんだ。広く伝えたいからライブストリーミングするのではなく、アクセスが集中したときにどうなるかの実験をするわけなんだ。な〜んだ。
以前にも伝えたが、Appleは総工費10億ドルというから競合ネット企業の倍以上の資金をかけて米ノースカロライナ州に巨大データセンターを建設中。今回のイベントではこのデータセンターのサーバー群を利用するのだそうだ。
ということはやはり「これまでにない大発表」というのは、ストリーミングによる映像コンテンツ配信のクラウドサービスなんだろう。そしてそれを実現する99ドルのiTV。これで好きなときに好きなコンテンツを好きなデバイスで自由に楽しむ、というAppleが提案するデジタルライフスタイルのビジョンの原型が完結するというわけだ。放送ではなく通信によるテレビ視聴の形の提案になるわけだ。米国の有力ブログを見ていても、この読みが支配的だ。果たしてその通りになるのかどうか。
もうかなり眠くなってきたんだけど、2時までもつかなあ。