- 「ソラコム」がスイングバイIPOを実現、東証グロース市場上場承認 - 2024-02-22
- (更新)結果速報 LAUNCHPAD SEED#IVS2023 #IVS #IVS @IVS_Official - 2023-03-09
- 「始動 Next Innovator 2022」締め切りは9月5日(月)正午ー経産省・JETRO主催のイノベーター育成プログラム #始動2022 - 2022-09-01
[読了時間:2分]
2010年春以降、度々SIMフリーへの対応について言及しているNTTドコモの山田隆持社長だが、2月24日(木曜日)に発表される新機種 夏モデルでSIMロック解除に対応した端末をリリースする見込だ。
NTTドコモは1月28日に実施された2011年3月期 第3四半期決算発表時における社長記者会見にて、2011年4月1日からSIMロック解除サービスを実施すると発表。4月1日発売以降の新機種にSIMロックが解除できる機能を搭載する準備を進めており、その機種のみの対応となる。
お客様からSIMロック解除のお申し出があった場合は、たとえば「iモード」機を他社のネットワークで利用すると「iモード」機能が使えないなどの重要事項をしっかりと説明した上で、それでもお客様が解除してほしいということであればSIMロックを解除する。現在、検討項目として、お客様への説明をどうするか、故障修理時にどちらのキャリアがどう対応するのかなどの事業者間体制もきちんとしなければならないと考えている(NTTドコモ 山田隆持社長)
4月1日以降に発売される新モデルは、2月24日(木)の13時から発表され、その際にSIMロック解除機能が搭載されたモデルがお目見えすることになる。
基本的に、全機種、スマートフォンもフィーチャーフォンもである。SIMロックを解除する機能を新機種に搭載していく。また、端末の故障等の際に、どちらがどう責任を持つのかについてしっかり詰めておかないと、お客様にご迷惑をかけるので、現在SIMロック解除の受け入れ体制について、検討している最中である。
喜ばしいニュースだが、NTTドコモ単独でSIMロックを解除したところで、あまりメリットが無いのが現状。もちろんサービスプランのチューニングにも注目したい。
■ 関連URL
・社長記者会見・2011年1月28日 2011年3月期 第3四半期決算について | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/management/interview/110128/index.html
・新モデル発表会 2011春 ライブ配信 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/event/live_presentation/index.html
NTTドコモはデータARPU(加入者一人あたりの月間売上高)について110円増を年間目標としている。かなりチャレンジングな設定と思われているが、もしかするとSIMロックフリー化の際、この辺がキーになるのではないかという気がする。なお、個人的には一部の輸入端末が利用できるようになれば万歳!という感じです。
十代からメディアクリエイターとして活動。週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスの起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導する。 / 現在TechWaveの活動を中心に完全復帰中、多数のプロジェクトに関与する。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。