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日本の若手起業家の中から10人を選抜し、シリコンバレーを体験してもらおう。そんなプロジェクトが始動する。その名もTofe Project。
なんやねん、このふざけた名前!
発起人の一人、米国でテック系ジャーナリストとして活躍する片山理沙さんによると、豆腐は世界で愛されている日本を代表する食材の1つ。その豆腐のように世界で認知され、愛されるモノやサービスを作り出すようなムーブメントを起こしたいという思いが込められているのだそうだ。日本人にとっては違和感あるプロジェクト名かもしれないけど、確かに海外の人には分かりやすいブランディングだと思う。
でどんなプロジェクトかというと、ネット業界の次世代リーダーとなりそうな人をビデオコンテストなどで10人を選び、10月下旬にサンフランシスコに送り込み1週間のカリキュラムでシリコンバレーの著名人たちと交流してもらって本場の起業家精神やデザインスピリッツを学んでもらおうというもの。
渡航費などはほとんどすべてスポンサー企業が負担してくれる。スポンサー企業は現在募集中だが、既に株式会社デジタルガレージ、株式会社ミクシィが確定しているという。
おもしろいプロジェクトだし、主旨に全力で賛同しているのでTechWaveでできることはなんでもしたいと思うんだけど、Tofu Projectのすごいところは、支援している人の豪華さ。いやもちろん片山理沙さんも日本人でありながら、Wiredや、Popular Science、Fast Company、the New York Times Magazine、Boing Boing、などの媒体に英語で執筆しているってすごいんだけど、アドバイザーに名前を連ねている人たちがすごすぎて、まじでびびる。
たとえばMITメディアラボ所長の伊藤穣一氏や、スタンフォード大のリチャード・ダッシャー教授、ソーシャルレンディングのKivaのCEOであるMatt Flannery氏、著名ベンチャーキャピタリストのDave McClure氏などなど。
えっひょっとしてこういう人たちと交流できるの?それってすごくないか。もうこれはやるっきゃないっしょ。
選抜プロセスはもう始まっているみたいなんだけど、1名だけが一般公募される。自分の起業のアイデアを英語で語る1分間のビデオを作成しYouTubeにアップして、7月22日から24日の間に以下のページで応募する必要がある。
http://mixi.thetofuproject.com/
この一般公募者の審査にはスポンサーであるミクシィが参加するので、SNSや、モバイル、タブレット関連の起業アイデアのほうが有利かも。でもどんなアイデアでもいいので熱意のある人はどしどし応募してほしいということです。
みんな、がんばれ!