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小俣剛貴
(@goooooki)
以前にTechWaveで参加者を募集させていただいたブレークスルーキャンプ2011 Summerですが、ご協力の甲斐もあり50組近い応募をいただきました。それらのチームの中から慎重に検討を重ね、23チーム、総勢74名の参加者をお迎えすることができました。
そして、去る7月16日、東京の神田オフィスで多数の来賓をお迎えし、ついにブレークスルーキャンプ2011 Summerがキックオフを迎えました。
ここから世界へ!
JR神田駅から徒歩3分ほどのビルの一室。ご覧のように所狭しと集まった参加者と社会人メンター、来賓の皆様、総勢200名に及ぶメンバーでブレークスルーキャンプのキックオフミーティングを行いました。
ブレークスルーキャンプではビジネスコンテストでよくあるアイディアを評価するのではなく、実装を前提としたサービス/アプリ開発を神田のオフィスを開放して2ヶ月間かけて行います。開発場所には技術指導者が常駐し、学生のサポートをします。また、APIやセキュリティなど様々な面でのサポートカリキュラムも実施。開発環境としてはこの上ないものであると事務局一同自負しています。
また、毎週の定例ミーティングでも各チームの熱気あふれるプレゼンやゲストによるスピーチが展開されています。先週はFacebookのジャパンカントリーマネージャーである児玉太郎氏にお越しいただくなど、関心の集まりを感じています。
このような環境から目指すのはもちろん世界で使われるサービスを生み出すこと。キャンプ終了の9月半ばには23個のサービス/アプリが生み出されている予定です。
多くの来賓をお迎えし、終始熱気に包まれているキックオフでした。
学ぼう!世界を知ろう!― AppBank村井さんが登場!
当初はミーティング後の懇親会のみの参加のご予定だったAppBankの村井さんが急遽スピーカーとして登壇。
「日本が世界有数のモバイル環境があることを知らないと世界で使われるサービスは作れない」
「使われるサービスにはあれもこれも機能を詰め込みすぎない、シンプルであることが不可欠」
力強いスピーチに学生のみならず、メンターや来賓のみなさんも興味津々の様子でした。
世代や年齢なんて関係ない!
ブレークスルーキャンプでは50組近い応募の中から23チームの多様性に富んだチームを選出しました。就職活動を終えた大学生のチームや仕事を辞めて参加した社会人チーム、10年以上コードを書いてきた学生エンジニアなど本当に多様なバックグラウンドを持った人たちが集まっています。特にその中でも異彩を放っているのが今回ご紹介する高校生チームです。
注目の高校生チームは慶應義塾高校3年生の高橋・甲斐くんの2人組。物心がつく頃にはモバイルが普及していたデジタルネイティブの2人がどのようなサービスを生み出してくれるのか、個人的にとても楽しみにしています。GoogleのSergey BrinとLarry Pageのように世界中で愛されるサービスを生み出すペアとなるでしょうか。
9月19日に向かって
最終プレゼンの9月19日(月)に向けて、各チームが一斉にスタートを切りました。特に大学生はテストがあり日程的に厳しいところもありながら、既にキャンプでは毎日遅くまで開発をしているチームも多く、いつも静かな神田を少し賑やかにしています。
日本ではおそらく初めてであろうこのブレークスルーキャンプの取り組み、どのようなサービスが生まれていくのか。そのプロセスを今後もTechWaveでみなさんに共有させてください。
慶應義塾大学商学部4年 / ブレークスルーキャンプ運営事務局副代表 / Samsung Street Squad Japan Representative / 「就活3.0」と称し、Facebookページを使ったソーシャルリクルーティングを展開 / 株式会社ループス・コミュニケーションズでインターン中 / ”Google化する大学生”を2010年7月にTechWaveに寄稿