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8月31日に実施されたミクシィの新プラットフォーム記者会見はUstreamでの生放送が実施されたが、内容を理解するには厳しいクオリティだった。そこで同社は別途録画した映像と当日発表に使用したスライドの公開に踏み切った。あらためて今回の発表をご確認いただければと思う。
改めて念頭に置いておきたいのが、mixiは「mixiアプリ」「Graph API」とオープン化路線を地道に進んでいるという点。ソーシャルゲーム一本で売上げをのばそうという考えではなく、匿名と実名、そしてプライバシーなどを吟味しながら、情報発信や交流の場としての位置付けからブレずに前進しているのは評価できる。その延長線上にあるのがTowm(オープン)やHome(クローズド)という発想である。
技術や仕組み、ビジネスの成長可能性についてはまだ先が読めない部分もあると思うが、スライドとビデオをじっくりと咀嚼したいところだ。
【関連URL】
・新プラットフォーム発表会、動画公開 | THINK SOCIAL
http://pr.mixi.co.jp/2011/08/31/mixi-npfm.html
カウントしたわけではないが、およそ11時間で数万のページがあるという意見もある。確かに数千とかいうレベルではない。機能的にFacebookと比較すると不足する部分もあるのかなという感じだが、むしろ安心して使用できるため国内での普及については問題ない印象。アプリや他の機能の追加についても、より参入しやすい形で投入されるのであれば爆発的普及になるのではないか。過去、湯川編集チョが「ソーシャル広告はミクシィが完成させFacebookが普及させる」という意見を執筆したが、僕はまずは逆のことが起こると思う。つまり「ソーシャルメディアはFacebookが完成させmixiが普及させる」だ。これだけユーザーがいるFacebookに対抗できるわけがないと思う人も多いだろうが、まずは国内ではmixiの位置付けが揺らがない状態になり、その後で湯川編集チョがいう「ソーシャル広告を完成させる」という話になると思う。
コードも書けるジャーナリスト。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。