- 「ソラコム」がスイングバイIPOを実現、東証グロース市場上場承認 - 2024-02-22
- (更新)結果速報 LAUNCHPAD SEED#IVS2023 #IVS #IVS @IVS_Official - 2023-03-09
- 「始動 Next Innovator 2022」締め切りは9月5日(月)正午ー経産省・JETRO主催のイノベーター育成プログラム #始動2022 - 2022-09-01
ソーシャルプリクラ「Snapeee」を開発・運営するマインドパレットは10月20日、グリーとSNS分野で資本業務提携を締結したと発表した。
写真共有で業務提携
この提携によりマインドパレットの普通株式 165 株(議決権比率 8.3%)を既存株主から譲渡すると共に、新しいスマートフォン向け写真共有アプリ「GREE DECO(仮)」を共同で開発することを発表。アプリは「Snapeee」のカメラ機能を切り出した内容で、実質はOEM提供となる。
マインドパレット代表取締役社長の小林佑次氏は、提携までの経緯について「Snapeeeは海外でのユーザー獲得は順調でしたが、日本のユーザーをもっと獲得したいと考えていました。一方でグリーさんはグローバル展開したい考え。GREEとSnapeeeのユーザー属性の親和性が高いということもあり、互いにユーザーを送客しながら、双方のサービス間でのコミュニケーションを活性化したいということで話が進みました」と語る。
実際のところ、Snapeeeはこれまで通り運営され、GREEおよびGREE DECO(仮)との相互送客の枠組みを構築していくことになるようだ。意外なことに、グリーにはSNS事業に投資をした事例がなく、今回のマインドパレットへの初めてとなる。今回の提携はSNS強化へ向けたソーシャルメディア・パートナー戦略第1弾と位置付けられており、SNS事業の梃入れは今後も拡大する見込みだ。
マインドパレットは、Snapeeeを単体のプラットフォームとした完成させたい考えで、今回の提携は国内ユーザー獲得策の一環として双方の方向性が一致したことによる、戦略的施策であると説明する。
「Snapeeeのゴールは、日本から発信された “カワイイ” が世界中のユーザーで交換され続けていくマーケットプレースのようなプラットフォームにしていくことです。ただ、写真共有の分野は、今後半年程度の期間でサービスの寡占化が進み、コンセプトの違う2ー3のサービスが残る厳しい競争のフェーズに進むであろうと考えられます。今回の提携は、将来のゴールを見越して、まずは写真共有分野で勝ちいく施策として打ち出したものと理解していただいて結構です」(小林社長)
【関連URL】
・グリー株式会社とマインドパレット、SNS分野で資本業務提携を締結 (マインドパレット)
http://www.mindpl.co.jp/pr/Snapeee_press_release20111020.pdf
・グリー、株式会社マインドパレットと資本業務提携 (グリー)
http://www.gree.co.jp/news/press/2011/20111020.html
・Snapeee
http://snape.ee/ja/
・ソーシャルアプリ、Webコンテンツの企画・開発|株式会社マインドパレット
http://mindpl.co.jp/
ドラスティックではないものの、とてもいい提携と感じた。「日本発で世界と戦う」。TechWaveとして強く押し出しているこの分野に追い風が吹いている。当然ながらこれは序章。グローバルプレイヤーとしての日本IT業界はイグニションされたばかり。この半年、マインドパレットから目を離してはいけない。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。emacs使い。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。 / VANGUARD、ソーシャルアプリ部、ラボメン募集! TechWave Labs主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。