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ソーシャルゲームで急成長を続ける株式会社gumi(本社東京、國光宏尚社長)は、シンガポールに新たな拠点gumi Asia, Pte ltdを開設したと発表した。同社は韓国にgumi Korea.Incを開設したばかり。アジアで開発したソーシャルゲームを世界に展開し、世界一のソーシャルゲームメーカーを目指す。
國光氏によると、まずは日本、北米、韓国、中国、ヨーロッパといった収益性の高い地域を狙う。「本社は日本で、韓国支社は韓国で、それぞれナンバーワンを目指す。その上で世界を目指す」(同氏)。ところが今回シンガポールに拠点を設けたのはシンガポールの国内市場や近隣のアジアの市場ではなく、欧米市場を狙ってのことだという。
「開発はどこででもできるんです。でも欧米市場のテーストを理解しているディレクター、デザイナー、マネジャーが日本にはいない。その点シンガポールは英語が公用語だし、欧米企業のアジア拠点も多いので、人材が豊富。今回現地の責任者になったデイビッド(David Ng Meng Wah氏)は、欧米企業でのマネジメントの経験もあり、シンガポールの政府系にも人脈を持っているんです」。
David Ng Meng Wah氏は、ゲーム大手のエレクトロニック・アーツ社入で、アジア・太平洋部長・アジア取締役まで務めた人物。一年以内にシンガポール支社を100人体制にし、シンガポールからの欧米市場制覇の指揮を執る計画。
「グリーやサイバーエージェントの子会社が開発したガードバトル系のソーシャルゲームが、欧米市場で大成功している。日本で流行るものは、やっぱり欧米でも流行ることが分かってきた。欧米のゲームメーカーも日本のゲームの研究をし始めている。世界のソーシャルゲーム市場は日本がリードしているんです。シンガポールから一気に欧米市場を獲りたいんです!」と國光氏は語る。
蛇足:オレはこう思う
gumiの國光宏尚さんは、今ぼくが最も注目する経営者の一人。ほんとにパワフル!
中国での拠点開設も進めているみたいだし、世界一のソーシャルゲームメーカーを目指して、一気に加速し始めた感じ。
いけー!!
関連記事:全米が神撃した! 『神撃のバハムート』英語版がGoogle Playの売上ランキングで米国1位に
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