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2012年5月1日 11時30分に国内で正式リリースした出会ってる系(注)ドキドキiPhoneアプリ「Pitapat」が、公開後3日間で10万ダウンロードを突破した。
Pitapatは、“身近な気になるあの人ともう一歩近づく” をコンセプトとしたマッチングサービスで、Facebookのソーシャルグラフと連携し、独自のチューニングをすることでゲーム感覚で人とのつながり楽しめるサービスを目指す。昨夜18時30分頃にはSNSカテゴリーでNo1、直後に総合ランキングでも2位につけていた。
公開初日で無料アプリのダウンロード数トップ入りも夢じゃなかったが、 急激な利用者増でサーバーが悲鳴を上げる状況にメンバーは全員ゴールデンウィーク返上で対応に当たった。
今こそスタート
彼らは新卒メンバーのスタートアップ。既に5月1日のローンチ報に記した通り、2011年夏に開催された「ブレークスルーキャンプ2011」で優勝、「第3回 SF NewTech Japan Night」で最多得点をマークなどなど華華しい成果を得てきた。その後、北米のSXSW出展に合わせ北米でサービス名を「Facematch」から「Pitapat」と変更してリリースしている。メンバー4人が2012年新卒内定が確定していたサイバーエージェントの子会社となる選択をして今回は国内の正式ローンチとなる。
北米デビューではあまりふるわないかったPitapatの国内戦にかけるメンバーは、伸び続けるダウンロード数ランキング動向を固唾を飲んで見守り続けた。一方で、アクセス過多に悲鳴をあげるDBサーバーの調整に手に汗を握りつつも、一定の成果を獲得したようだ。
【関連URL】
・気になる人ともう一歩先へ…”Pitapat” | App Store
http://itunes.apple.com/jp/app/id486659447?mt=8
・PitapatがLINEを抜きダウンロード数 SNSアプリNo.1…総合6位をマーク 【増田(@maskin)】
http://techwave.jp/archives/51742888.html
・Facematchが「Pitapat」として国内で正式ローンチ、チーム結成から1年 タコ部屋からCA子会社へ【増田(@maskin)】
http://techwave.jp/archives/51742877.html
お金をもらっているわけでも、投資しているわけでも、頻繁につるんでるわけでもない。ブレークスルーキャンプ2011の審査員をやった責任をまっとうしているというのはあるが、そういう頭でいるわけではなく、素敵な資質を持った人達に親近感を感じるし応援したいという気持ちで一杯だ。
過去のSnapeeeしかり、LINEしかり、「これクル! すごい!」と思ったサービスを、話題になるかどうかは別として、できる範囲で応援しまくっている。ただ、それだけ。自分の応援が成果を生むのでは必ずしもないので成果が出る人を応援している構図。
「何のメリットがあるの?」みたいな言われ方はして欲しくはないが、以下、プロフィールにもしっかり書いてある通り、創出支援、スタートアップ支援に賭けてる。それが僕の天命。
素晴らしいデビューをしたとしても、これからの動き次第では成長するかどうかもわからない。これから長い時間、このサービスを成長させていくストーリーこそが最もおもしろくて、後世に残る貴重な情報となると思う。
(注意) 出会い系と誤解している人が多いのだけど、このアプリの基本はすでにつながっている人との、気の合う関係を発掘するというもの。実際利用してもそういう印象。マッチ後に覆面質問期間があるのだけど、意外な人の意外側面が発掘できておもしろいです。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。大手携帯キャリア公式ニュースサイト編集デスク。TechWaveでは創出支援に注力。