- 「ソラコム」がスイングバイIPOを実現、東証グロース市場上場承認 - 2024-02-22
- (更新)結果速報 LAUNCHPAD SEED#IVS2023 #IVS #IVS @IVS_Official - 2023-03-09
- 「始動 Next Innovator 2022」締め切りは9月5日(月)正午ー経産省・JETRO主催のイノベーター育成プログラム #始動2022 - 2022-09-01
[読了時間: 2分]
遂に登場した公式アプリ「Facebook Camera」。
買収したinstagramチームの影響力を感じるこの作品だが、実際のところinstagramとは全然違うもの。
日本向けアカウントではダウンロードできず妄想が広がっているようなので、スクリーンキャプチャーで様子をお届け。
写真を軸にしたFacebookアプリ
このアプリはいわば写真というキーワードで再編集された公式アプリ。写真を撮影し、綺麗に加工して友達とシェア、写真によるコミュニケーションを存分に楽しむということを主眼に置いている。テーマが絞られているため、UI/UXの洗練され加減が気持ちいい。というわけで、以下、画面の流れを解説していこう。
「Facebook Camera」を象徴するホーム画面。最上段は カメラ関係のビューで、左上のカメラボタンを押せば撮影モードに切り換わり、写真のサムネイル部分はタッチするとズラっとカメラロール内写真一覧が画面一杯に広がる。下部は写真が投稿されたエントリーに絞ったタイムライン。フレンド全体と自分だけの切り替えが可能になっており、ここから直接「いいね」と「コメント」することが可能。ここで関心するのは2つのエリアがぶつからないようなUI/UX。タイムラインを下スクロールすると、カメラ部は消え全画面表示になったりする。
写真サムネイルをクリックすると編集モードに。トリミングとフィルター2種類の機能がある。編集終了後は右下のボタンでウォールに投稿可能。左下のボタンはサムネイルに戻るもの。ここから顔タグを設定することもできる。
ここが「instagramみたい」と表現される部分(というか、具体的に似てるのはここしかない)。14種類のフィルターはどれも味があり、さすがinstagramチームという印象。
ウォールへの投稿は編集画面からも可能だが、サムネイルから複数の写真を選択して行うことも可能。右上の微妙な大きさのチェックボタンで選択するのだが、10枚以上選択することもできるようだ。ちなみに、ここから顔タグを設定していけるのは意外と便利。
ウォールへの投稿は、公式Facebookアプリと同等。複数の写真を1つのエントリーとして投稿することができる。こういった意外と便利な機能やUI/UXが盛り込まれているのが「Facebook Camera」の最大の魅力なのだ。
【関連URL】
・Facebook Camera
https://www.facebook.com/mobile/camera
・「Facebook Camera」が登場、instagram買収効果全開?の新アプリ
http://techwave.jp/archives/51746712.html
・Introducing Facebook Camera – Facebook Newsroom
http://newsroom.fb.com/News/Introducing-Facebook-Camera-170.aspx
・FacebookがInstagram買収
http://techwave.jp/archives/51739374.html
こんな風に見ると「Facebook Camera」のオリジナリティを感じることができるのではないだろうか。他の写真共有アプリとの競合関係になるかは微妙だが、普段Facebookに写真を投稿することが多く、写真をネタに対話することが多い人ならすぐファンになるんじゃないかと思う。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。TechWaveでは創出支援に注力。個人テーマは「ビットxアトム」