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[読了時間: 3分]
デジタル写真が普及し初めて十数年。
私達は人類が初まって以来、最も多くの写真を撮影する時代へと突入している。
人々はスマホやデジカメで撮影した写真を共有し、集い、盛り上がるのだが、残念なことにその想い出はどんどんソーシャルメディアの彼方へ埋もれ続けているのが現状。
そこで立ち上がったのがリクルート メディアテクノロジーラボのプランナー 伴野智樹氏らだ。
「写真が生まれた頃、まだガラス上に印画していたので(Ambrotypeはその手法の一つ)、写真そのものが壊れやすくとても大切にされていました。現在、写真が増え、ソーシャルメディア等で話題作りに貢献するなど活用の幅は広がったものの、過去の想い出を振り返る機会がぐっと減ってしまった」。
そんな思いを胸に本日、彼らがリリースしたiOSアプリ「Ambrotype(アンブロタイプ)」は、ネット上に散らばってしまった大切な写真を集約したり、アルバムを簡単に作れるようにするもの。冒頭の画面のように、忘れてしまった想い出が蘇えるといった粋な仕組みもある。
オンラインに分散された写真を集約、将来は写真ハブに?
Ambrotypeを使えば、FacebookやTwitter、Picasa、instagram、Flickrといった主要なソーシャルメディアや写真共有サービスと連携 (対応サービスは今後も増える予定)し、過去に投稿された写真を収集整理してくれる。時系列で整理されるため、ブラウズも楽ちん。アルバムも作成可能と機能も充実している。
「振り返るほど写真を持ってない」という人も、まずはアルバム作成機能を使ってみて欲しい。任意で一枚ずつ写真を選択するだけでなく「場所」や「人の顔」で自動でアルバムを作れるようになっている。例えば、「今回の伊豆旅行の写真をまとめよう」みたいなことが、地図からエリアを選択することでできてしまう。人の顔認識も、一度「○○さんのアルバム」としてしまえば、自動で写真を収集してくれるという便利さなのだ。
また、オンライン上の写真にはそれぞれ公開設定などがされていると思うが、Ambrotypeが収集した写真やアルバムは改めてシェアしなおすことも可能。昔の写真を集めて、当日の友達に「これみて! 覚えてる?」と見せれば、盛り上がることうけあい。
そんな風に、Ambrotypeは、オンラインの写真集約に始まり、あなたの写真ライフを想い出という絆で結び付けてくれるというものなのだ。今後、様々な機能が投入され、写真ハブとして進化する考えらしく、長期に渡り “紙のアルバム代わり” の存在になってくれるかもしれない。 (ダウンロード(無料)はこちら)
メンバー
大井 宏友
Ambrotypeのプロジェクトリーダー兼フロントエンド開発者。もうすぐ第二子誕生予定。
12才で一眼レフを手にし、大学では写真工学を専攻し写真にまつわるあらゆる分野を広く浅く学ぶ。
リクルート入社後、2005年たたみラボ、2007年MTLの立ち上げに参加し、
ラボ全体のインフラ、システムアーキテクチャを担当しながら「演劇ライフ」等サービスの企画開発を行ってきた。
2才の娘のご機嫌をとる方法を日夜悩み中。
田中郁
Ambrotypeサーバーサイド担当エンジニア。
長い長い学生生活の後,SIerを経て,今年からリクルートメディアテクノロジーラボに参加。野望は世界中のビールを飲むこと.旅行とカメラを愛する華の独身貴族。
伴野智樹
娘2人を持つパパプランナー。子供の写真をスマホで撮りFacebookで親族に公開する事が土日の仕事。
リクルートメディアテクノロジーラボには約1年前に参加し、主にプランニング、マーケティング等を担当。
前職はヤフー株式会社にて法人営業・アライアンス等に従事していた。
個人ではコーヒーミーティングの運営に参加している。
つけ麺が何よりも大好きで、多い時は週3,4回はつけ麺に足を運ぶ。
TechWave Labs ラボメンのみなさん
最後になるが、「Ambrotype」は、TechWave Labsの読者メンバー(ラボメン)として、新作アプリの開発支援をするという「リクルートメディアテクノロジーラボ x TechWave Labs コラボ」という形で(途中経過)、会社や業種をまたがった混合30名のラボメンが開発途中バージョンからユーザーとして研究活動をスタート。リリースまでの数ヶ月、ハンパない貢献によりアプリをより完成度の高いものへとサポートしれくれた。
【関連URL】
・App Store – Ambrotype-想い出アルバム:写真の整理・管理・アルバム作成
http://ambr.to/MoIor0
・Ambrotype(アンブロタイプ):写真とシェアをもっと便利に もっと楽しく
http://ambrotype.com/
・Ambrotype Community | Facebook
https://www.facebook.com/Ambrotype
・ラボメン奮闘中の新アプリ「Ambrotype」リリース目前! リクルートメディアテクノロジーラボ x TechWave Labs コラボ経過報告 その1 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51740919.html
長年、ユーザーレビューやテストなどの仕事をやってきたが、こんなに意欲的で実力があり、気持ちのいい人達と協業させてもらったのは初めて。彼らは、テスターとしてはもちろん、企画も沢山提案してくれるなど、Amrotypeチームを愛してくれていたように思う。これもいつか想い出になる日がくると思うが、きっとAmrotypeが絆を保ち続けてくれるんだと思う。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。TechWaveでは創出支援に注力。エレベーターピッチ絶賛受け付け中! (まずはAirTimeでどうぞ!)