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絶景コワーキングスペース「DGCAMP 鎌倉」、非日常空間で創造性を発揮せよ 【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 湘南地域の中でも閑静で美しいリゾート地域。鎌倉・材木座海岸。海が見えるこんなデッキがあったら、一日中リラックスできるだろう。

 実はここ、Open Network Labが2012年10月15日にオープンしたITスタートアップ向けのコワーキングスペース兼インキュベーションセンター「Open Network Space(オープンネットワークスペース) 」通称「DGCAMP 鎌倉」なのだ。大変な仕事の後でも、ふと外を見れば癒される、最高の空間である。

都心から60分以内、鎌倉に新たなカルチャーが根づくか?




 リゾート地域とはいえ、東京からは1時間以内で来られる距離。「それなら自分も利用してみようかな」と思う人もいるかもしれないが、「Open Network Space」は単なるコワーキングスペースの提供サービスではなく、Open Network Labのスタートアップ育成目的の施設になっており、面接および審査が必要で、同社の一連のインキュベーション活動に合致する人を対象としている。あくまで急成長を遂げたいITスタートアップのためのスペースなのである。


 とはいえ、室内からの風景は絶景そのもので、海までは徒歩30秒。施設内には海から上がってきた時に利用するシャワーもある。これほどの環境で働けるコワーキングスペースは見たことがない。


 「Open Network Space(オープンネットワークスペース) 」は、ここ鎌倉以外にも東京・代官山にでもオープンしており、それぞれでITスタートアップのコミュニティ&カルチャーを形成したい考えだ。

 「DGCAMP鎌倉」の使用料は、月3万円、週単位やお試し利用などのプランも用意されている。

【関連URL】
・Open Network Space(オープンネットワークスペース)
http://space.onlab.jp/

蛇足:僕はこう思ったッス
実は湘南地域は、昔から海外で活動するやスタートアップ精神がある人が多い地域。僕も若い頃、湘南でウゴウゴルーガを制作している会社に出入りしたり、海外と行き来する人と交流してた頃があった。アメリカでは海岸エリアでしばしば新興カルチャーが誕生したという話を聞く。ITだから地方で、といいたいところだが、なかなか東京から離れて暮らすことを考えられない人などはフィットするのかもしれない。ただ、この場所には力があると思うので、おもしろい人が吸い寄せられ、熱いカルチャーが生まれるような予感がする。正直言って、この辺に引越して利用したいと思った(いっちゃった!)
なお、この施設は、デジタルガレージの保養所に隣接していたりする。

ここで開発イベントをやってみたい!

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら


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