渋谷 co-ba で「Windows8 アプリ開発支援月間」、無料相談からハッカソン、アプリ申請まで 【増田 @maskin】

[読了時間: 2分]

　東京・JR渋谷駅 新南口そばにあるシェアワークプレイス「co-ba」は2012年11月5日より、Windows 8 アプリ開発を支援する一連のプログラムをスタートした。

　参加条件は、Windows ストア開発者アカウントを取得し、11月中にアプリを公開することができる開発者。co-ba利用者以外も条件を満たせば参加できる。本日から5日間 (11月9日まで)、co-ba内に常駐する日本マイクロソフトの担当者がWindows8アプリのレビューが無償で行われるほか(期間外は参加者限定グループで対応)、GMOインターネットから開発環境の無償提供(150日間)などが提供される。

　co-baでは、Windows 8 を搭載した最新タブレットを常設し、アプリのテスト等に使用できるようにほか、11月13日(火)および27日(火)にWindows 8 アプリハッカソンを開催する。(写真は、左から池田 洋介(フリーランスのディレクター/エンジニア、co-ba内WIN8アプリ製作チームの一人）、國保まなみさん(株式会社ツクルバ、co-ba編集長)、藤山裕子さん(日本マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部 マーケティング部 オーディエンスマーケティングマネージャー))

開発からマーケット申請・PRまで、グループで情報交換も魅力

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　Windows 8 アプリは、「Windows マーケット」に申請後、承認を受けてから公開される仕組み。承認プロセスそのものは明確なルールに沿っており、他の既存マーケットと比較するとオープンなスタンスではあるが、情報デザインそのものががっちり体系化されているWindows 8 アプリの場合、その基礎概念にフィットしているかどうかが審査の焦点となる。

　このWindows 8 アプリならではの情報デザインを咀嚼するのが意外と難しいので、マイクロソフト側から直接アドバイスを受けられることで開発作業がよりスムーズになりそうだ。開発環境ない人も、GMOインターネットのクラウド開発環境が無償で提供されるため、Windows機のみならず、Macからもすぐ開発が可能となるのが嬉しい。

　このプログラムの最大の利点はコミュニティにあると言えるだろう。co-baには常時、開発者のみならず多数のITスタートアップ関係者らが常駐している。本プログラム参加者同士のつながりの価値はもちろん、co-baという創造の場としての魅力を実感しながら開発に打ち込めるという体験をする良い機会となるだろう。

◆ プログラム概要
co-baを利用するデベロッパーを中心に、日本マイクロソフト、GMOインターネット、TechWaveの協力を受けながらWindows8アプリの開発を支援します。
※co-ba会員以外も参加対象になります。

期間：2012年11月1日〜2012年12月15日
参加条件：Windowsストア開発者アカウントを取得し、11月中にアプリの申請までできる方。
11/13もしくは11/27のハッカソンに参加ができる方。または本プログラム参加の為にco-baに来る事ができる方が望ましい。

◆ プログラム参加のメリット

【開発環境支援】
１）GMOインターネット様にご支援頂き、本プログラム参加者に限り、MacやWindows8がインストールされていないPCでもWindows8アプリの開発が可能になる、「お名前.com デスクトップクラウド for Windowsアプリ」のメモリ4GBverを150日間無料で使用することができます！」

２）co-baにWindows8がインストールされている実機を設置予定。co-baにてアプリの動作チェックができます。

３）情報交換用のfacebookグループにご招待。現在でも活発に情報交換が行われています。（マイクロソフト社内の方も参加）

【プロモーション支援】
完成したアプリは、co-baのfacebookページなどで順次ご紹介していきます。（もしかしたらTechWaveに取り上げてもらえる！？）

◆ 実施予定イベント

１）11/5～11/9にco-baに日本マイクロソフト社のエンジニアが来て申請・審査に関するアドバイスをしてくれます。受けたい方は下記の時間にco-ba libraryにお越し下さい。※無料です。

11月05日(月) 13:00 – 18:00
11月06日(火) 13:00 – 18:00
11月07日(水) 13:00 – 15:00
11月08日(木) 13:00 – 18:00
11月09日(金) 13:00 – 18:00

２）co-baにてハッカソン（１日で申請まで）を実施。※参加無料です。
11/13(火)　19:00～29:00　場所 co-ba library
11/27(火)　19:00～29:00　場所 co-ba library

◆ 参加申込み
Windows ストア開発者アカウントを取得の上、こちらのフォームでご連絡下さい。確認後、まずは参加者限定グループをご案内します。
(登録料は年間で、個人が4800円で法人が9800円。MSDN(Microsoft Developer Network)加入者には1年間の登録料を免除する。起業家支援プログラム「BizSpark」や学生向けプログラム「DreamSpark」参加者も無料で登録できる)

[ プログラム参加申請フォーム ]
★ハッカソン参加もこちらから

【関連URL】
・Windows 8 アプリ開発へ乗り出す最高の機会、GMOが全部入りリモート開発環境を提供開始 しかも3ヶ月無料でMacでも可【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51764169.html
・Amazon.co.jp:Microsoft Windows 8 ストア(パソコン、タブレット、PCソフト)
http://www.amazon.co.jp/b/?_encoding=UTF8&camp=1207&creative=8415
・待ち切れない! 「Windows 8 前夜祭」に沸く秋葉原、すでに行列も 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51766894.html
・「Windows 8 (TM) Metro スタイル アプリ 開発週間 2012春」まとめ 【Microsoft x Techwave】 @maskin #wddjp
http://techwave.jp/archives/51740586.html

蛇足：僕はこう思ったッス
(更新) あまりニュースとして上がってきてないが、かなり多くの会社がWindows 8 アプリをリリースしている。多分、年末から来年春にかけて、Win 8 端末が出揃う頃には、存在感を示すことになるだろう。特に情報系とビジネス系のアプリはビジネスチャンスが到来する可能性が高い。
そこで「さあ、うちもやってみるか」といった時、開発環境やコストの話になるのだけど、GMOインターネットのクラウド環境ならかなりの低コストで済むし、今回のようなイベントに参画すれば研修費などのコストをかけずにWindows 8アプリでの優位性をつかむことができるので、やらない手はないと思う。