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スマホ&タブレットでVJを初めよう「Vjay」「colorcode VJ」【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 聴衆に合わせ楽曲を選択したり、複数の音楽を絶妙のタイミングで混ぜるなど特殊な表現で、音楽ジャンルの一大カテゴリーを形成した「DJ」を知っている人は多いと思うが、「VJ」という言葉を知っているだろうか?

 Visual Jockeyの略語で、つまりビデオ映像などをDJのようにリアルタイムにリミックスして表現していくパフォーマーのことを指す。近年はDJとセッションする形でVJプレイをする人が増加している。

 米algoriddim社は2012年11月15日、そんなVJプレイを手軽にできるiPhone用アプリ「Vjay」をリリースした。コンパクトながら、既にリリースされていたiPad版「Vjay」に引けを取らない性能なので、イベントなどでのプレイも可能。

 いきなり人の前に出てプレイしなくても、VJのプレイそのものが楽しいものなので、ソファーに寝そべって楽しむのもいい。

どの端末からでもクラウド音楽再生




 かつてDJはレコード、CDを複数の機材で再生してそれをリミックスするスタイルが定番だったが、大量のレコードおよびCD、そして機材を持ち運ぶ必要があるため、PC本体と小さな機材の組み合わせだけでプレイできるデジタルDJスタイルを支持するDJが急増中だ。

 米algoriddim社は、DJソフト「Djay」をMac OS X向けに提供してきたが、iPadやiPhoneとコンパクト化を推進。VJソフトとしてiPad版「Vjay」をリリース。今回、そのコンパクト版とも言えるiPhone「vjay」をリリースした。

 alogoriddim社の「Djay」「Vjay」シリーズの特徴は、趣味で楽しめる手軽さを持ちつつ、プロ使用にも耐えられるという点。専用のコンソール「IDJ LIVE」なども販売しており、よりコンパクトに手軽にDJ/VJプレイができるラインナップを揃えている。


日本発の「colorcode VJ」

 実はDJ機材の多くは日本製。ミキサーからレコードプレイヤー、CDDJまで機材で最も使われているのは日本製。当然ながら凄腕で世界で活躍するDJも多数存在する。

 ソフト面でどうかというと、DJソフトはあまりないが、VJソフトでは日本発大御所として「Motion Dive」があったが現在は販売終了。探してみるとiPad用アプリ「colorcode VJ」に出あうことができた。

 機能はシンプルで映像ファイルを読み込み、リアルタイムで切り替えリミックスするもの。iPadのカメラの映像をミックスすることもできるなど、イベントなどで盛り上がりそうな機能が豊富。サンプル映像も沢山用意されていて、VJ入門には最適。


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【関連URL】
・djay for iPhone | iTunes App Store
https://itunes.apple.com/jp/app/vjay-for-iphone/id565285557?mt=8
・colorcode VJ | iTunes App Store
https://itunes.apple.com/jp/app/colorcode-vj/id454695815?mt=8


蛇足:僕はこう思ったッス
僕のDJスタイルは「Mac OS X + djay」と日本のメーカーVestaxのDJコンソール。結構な重要になるけど、CDとかレコードを持って歩くより何倍も軽い。一度iPad版の「djay」をライブで使ったことがあるけど、細かい操作を急ぎでやるのは難しいものの充分実用的。で、こういうイベントでDJ/VJを初めるのもいいけど、趣味としてDJ/VJをやるのをお勧めしたい。単に聴いているよりも、もっと深く、かつ音楽の良さを実感しながら聴くことができるからだ。聴くというよりも体験するという表現が近い世界に触れることができる。

おまけーーーーーーーーーーー

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら


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