サイトアイコン TechWave(テックウェーブ)

「Mashup Awards 8」、参加466作品から最優秀賞決定 初の女性ファイナリス誕生も 【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 日本最大級のウェブアプリ開発コンテスト「Mashup Awards 8」が2012年11月15日、Mashup Battle FinalStageを経て最優秀作品が選出された。(写真は、会場となったTechCrunchTokyoステージで、TechCrunchのスタートアップバトル参加者を含めた出場者)

 「Mashup Awards 8」は、リクルートメディアテクノロジーラボが主体となっているコンテストで、2006年から始まり、今回が8回目。今回は、開発に使用するAPI(プログラムで利用できる公開された機能)制限を撤廃したり、学生向けの呼び掛けも活発化するなど、より幅広い開発者層への参加を呼びかけた。

 応募作品は466。ファイナリストおよびスポンサー賞で初めて女性が浮上するなど、これまでのMashup Awardとは違うより自由に活気にあふれた雰囲気のイベントとなった。

最優秀賞はプレゼンが評価された「Voicepic」


 「Mashup Battle FinalStage」は、TechCrunch Tokyoと共催。イベントそのものがマッシュアップ型。このラストを飾る企画で、全国で予選を繰り広げ最終選考に残った7作品のプレゼンテーションが行われ、最優秀賞や優秀賞、スポンサーやメディアスポンサーによる各賞が表彰された。

 最優秀賞はUIEvolution K.K.で、写真に音声を付与できる「VoicePic」。

 女性ファイナリストとなった「コトバノモリ」の原田真喜子さん。このチームは学生限定のプレゼンテーション予選でファイナリスト進出となった。

 さらに学生枠で、高校2年生の伊藤 輝さんによる「SoMoX」もファイナリスト選出されるなど、日本ウェブ開発界における未来への成長が期待される雰囲気に包まれた。

 詳細レポートは、別途お届けする予定なのでお楽しみに。



[11/21 スタートアップのネットワーキングパーティ@渋谷]
[11/27 スタートアップ x 大企業 展示会&カンファレンス @銀座]

【関連URL】
・Mashup Awards
http://ma8.mashupaward.jp/

蛇足:僕はこう思ったッス
株式会社人間「寝顔認識めざまし Facekick」は、最優秀賞は逃したもののadobe賞、PUX賞、優秀賞のトリプル受賞を達成。カメラを向けるとポーズを取らずにいられない(思わずリクルートホールディングス MTL所長 前田圭一郎さまもポーズ) 彼らのツクル系芸人魂に感銘を受けた。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら


モバイルバージョンを終了