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新次元チャットサービス「co-meeting」がiPad対応、“いつでもチームと共にいる”というリアルタイムコミュニケーションの境地 【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 利用者のタイピング状況まで伝わるリアルタイムチャットの「co-meeting」が2012年11月20日、iPadに最適化された状態で利用できるようになった。

 「co-meeting」はPC用ウェブブラウザでの利用を前提としたサービス。今回のアップグレードで、iPadのウェブブラウザから快適に利用できるようになったという。

 co-meetingのチャットというと非常に繊細で情報量も多い、さらに文字入力も忙しいわけだから「iPadで大丈夫なの?」と思ったのだが、実際に利用してみるとタッチ&スワイプでPC以上に直感的に操作できるようになっている。

 特に、co-meetingは、画面内の至るところで複数人が同時に文字をタイプするという世界なので、細かい操作が必要。むしろ、iPadのような全面タッチできるデバイスの方が適していると言えそうだ。


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チャットを超えた、チームコミュニケーション




 以前の紹介記事でも書いたのだが、co-meetingの世界は「脳との直結」という表現が最も近い。


 呼び鈴が鳴ったら出ないといけない電話と異なり、チャットというと比較的、いつ返事しても許される “非同期” なコミュニケーション手段といえる。しかし、電話代わり、メール代わりの通信手段となりつつ現在では、やはりお作法に近い慣習が形成されつつあり、堅苦しくなってきているのも事実。

 co-meetingは、多面的かつ多次元的なチャットであるがため、逆に作法が消える効果が感じられる。つまり、作法抜きに人と人とがつながっている状態にあると思えてくるのだ。リアルタイムのビデオチャットでもこれは実現えきない。

 だから今回のiPad対応は、まったく未知の領域と言えるだろう。喫茶店で、ソファーで、移動中にチャットしている仲間と距離感ゼロの対話ができるのだから。


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【関連URL】
・co-meetingがiPadに対応!いつでもどこでもチームがつながる
http://blogjp.co-meeting.com/post/36094670435
・鼓動が伝わる新興ビジネスチャット「co-meeting」に驚愕せざるを得なかった 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51760141.html

蛇足:僕はこう思ったッス
実は自分の非力なPCでは重いことがあって、使う頻度が低下していたのだが、逆にiPadであれば快適になることに気がついた。iPad対応は、想像以上のインパクトがある。もちろん、iPadならではの機能として、写真撮影&添付や、縦横ビュー切り替えも可能。
ところでco-meetingの重さは、情報量そのものであり、それをテキストチャットで展開することの意義を改めて実感していたりする。パソコン普及以降の10年~20年は「やさしいPC」に偏り過ぎた。今はスマホでそっちに傾向すればいいわけで、もっと次の世界に行きたい人はco-meetingのような方向に進めば良くなったと言えるのではないだろうか。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら


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