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スマートフォン等のアプリマーケットの調査を専門とする米AppAnnieは2012年12月20日、11月度の調査レポート「 App Annie Index」を発行した。
レポートのタイトルは「There’s Something About Line」。
前回のレポートのタイトルは「JAPAN OVERTAKES USA」と、Androidアプリマーケット「Google Play」で世界売上で全米を抜き、売上ランキング1位〜3位がすべて日本企業勢で占められたことにスポットライトが照てられたが、今回も引き続き日本発のアプリNHN JAPAN「LINE」が特集されている。
スマホゲームが売上の主流となる中、LINEは上位に食い込んでおり(10月期はGoogle Playの売上で総合7位)、遂に11月期にGoogle PlayとiOS双方の非ゲームアプリで売上トップとなった。
コロプラが圏外からトップ2にランクイン、これから始まる日本勢
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日本勢は、先月に引き続きさらに成長を続けている状態。Google Playのゲームカテゴリではトップ10アプリのうち7つが日本。残りは韓国勢と完全に東けアジアが独占。
パブリッシャーのランキングでみてもGoogle PayはGREEをトップとして5社がトップ10入りしている。iOSでも2社がトップ10入り、GREEが3位に付けている。
調査分析を実施したApp Annieは、多角的な指標で分析をした上で「LINEはよいポジション」と評価しつつ、中国発で堅調にダウンロード数を延ばすWeChatがまだアプリ内課金を実施していない点や、東アジア地域(日本と韓国)でカカオトークやcomm、GREEといったライバルの参入による競争激化を懸念材料としている。
LINEは現時点で公表されている数字は8500万ユーザー。2012年内1億ユーザー獲得を目標としており、その数字をクリアすることで、今後新たな展開が生まれると期待されている。有力筋によると「1億までは少し不足しているけど、年内にどうにかできる」と話ており、LINEの第2章の幕開けも近そうだ。
【関連URL】
・App Annie Index December 2012: There’s Something About Line
http://blog.appannie.com/app-annie-index-december-2012/
・遂に日本が米国を抜く、Androidアプリ世界売上 月ランクではコロプラは圏外から2位に浮上 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51771541.html
・[動画] ソーシャルゲーム業界キーマンが社会的意義を語る【増田 @maskin】 #IVS
http://techwave.jp/archives/51749739.html
・主役は“スマホ・ソーシャル”へ 貫禄のGREE、1年で売上6倍のgloopsも登場 東京ゲームショウ2012【増田 @maskin】 #tgs2012
http://techwave.jp/archives/51762570.html
この辺はマーケティング感覚に通ずるもので、日本は英語と同じくらい苦手のような印象。特にITの分野におけるマーケティング感覚そのものがないように思える。というわけで、来年はITマーケティング(SEOとか広告の話ではない)に力を入れていきたい。
夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。地方から全国、世界へを体現中。