メガネのネット通販「Oh My Glasses」が大手3社と提携、約600店舗でアフターケア対応 【増田 @maskin】

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1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア（スペイン）の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。

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[読了時間: 2分]

　メガネ通販サイト「Oh My Glasses」を運営するオーマイグラスは2013年1月28日、メガネ小売大手3社、愛眼、ビジョン・ホールディングス、アイジャパンと提携したと発表した。

　「Oh My Glasses」がβサービスを開始したのは2011年12月15日。当初、世界有数の眼鏡生産地、福井県鯖江市の製品を中心とした800種類のアイテムでスタート。現在は90ブランド、2500種類にまで拡大。

　最大の焦点は「調整が不可欠な眼鏡がインターネットで売れるのか?」という点だったが、「Oh My Glasses」は、複数の眼鏡をお試しできるキットを用意したり、返品を含めた送料を無料にするなどの対策を取るほか、2012年4月にマルイと、同年 8月にはメガネドラッグと業務提携し、商品購入後のレンズ交換やアフターフォローなどのサービスを全国の提携店舗89店で受けられるようにしてきた。

　そして今回、大手3社の店舗が追加。全国で約600店舗でアフターケアが受けられるようになった。この数は、眼鏡小売ネットワーク店舗数で比較すると、首位の「メガネのパリミキ」(925 店(2012 年 3 月末))、2位「メガネトップ」(761 店(2012 年 3 月末))に次ぐ規模となる。

O2Oを超えて

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　アフターケア対応店舗では、「Oh My Glasses」で購入した商品の調整やクリーニング、視力のチェックを受けることができるほか、レンズ交換の際、最大5000円引きの価格で交換することができるようになる。

　今回の業務提携による 約600の対応店舗は以下のような構成となる。

・ マルイ:19 店舗

・ メガネドラッグ:70 店舗

・ 愛眼:264 店舗

・ ビジョンメガネ:185 店舗

・ アイメガネ:61 店舗 計 599 店舗

　取締役COO 六人部生馬氏は「今回の提携店舗の全国展開を皮切りにO2Oの展開を進めていく予定」と店舗側の集客にも貢献する考えがあるとしつつも、単なるオンラインからの実店舗への一方通行なモデルではなく、利用者との接点作りで色々な展開を考えがあることを説明した。

　今後、夏にかけ、この実店舗600店と連携した企画を計画しているとのことだ。

【関連URL】

・メガネの通販サイト Oh My Glasses

http://www.ohmyglasses.jp/
・インターネット通販で眼鏡は売れるのか?「OhMyGlass」クローズドベータ版が公開 【増田(@maskin)真樹】

http://techwave.jp/archives/51719033.html