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Facebookがニュースフィードを刷新、写真が大きく音楽共有も 【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 米Facebookは2013年3月7日、ニュースフィード機能のデザインリニューアルを発表した。

 ポイントは3つ。

・写真が大きく見やすくなった
・音楽などをフィードに投稿できるようになった

・PC・タブレット・スマホの操作感を統一しった


 全体的に雑然とした部分を排除し、フィードに流される情報を鮮明に伝えられるように作り直したようだ。

スッキリ洗練され、情報が見やすく




 ニュースフィードのリニューアルでは、これまでと同様、近況アップデートや写真アップデートに相当するもののほか、「音楽」「Following」という新しいフィードが追加されている。


 近況アップデートに相当するものは「 All Friends」で、すべてのフレンドに共有されるフィードとなる。写真はそのまま。新たに追加された「Following」では、いいね しているページや、フォローしている人のフィードのみが該当する。「音楽」は、聴いている楽曲で、以下のような形態となる。

 また、既存の予定やニュースの共有についても、みやすく整理されている。

 これらのフィードは、カテゴリーによって絞り込むことができるようになる。

 また、PCおよびタブレット、スマホのデザイン統一では、特に左サイドのメニュー構成など、どのデバイスでも同じ感覚で使用できるような工夫が施されている。

 これらのデザイン刷新は、順次適用される予定で、大半の人はしばらくおあずけ。もうちょっと詳しく知りたい人 や 「まちきれない!」という人は、こちらをどうぞ (hwww.facebook.com/about/newsfeed)



【関連URL】
・Facebookニュースフィード
https://www.facebook.com/about/newsfeed

・A New Look for News Feed
http://newsroom.fb.com/News/581/A-New-Look-for-News-Feed

蛇足:僕はこう思ったッス
情報をコンポーネント化することで流通 (共有など)が促進されるのは歴史が証明している。ただ、Pinterestといい、“とりあえず真似た”といったものが増え過ぎることで飽和状態になると利点が失われるということもある。Facebookで注目をしているのは、機能性を外部にも求めている点。TwitterのようにAPI制限で自社で全部やる(それはそれで、飽和状態を止める戦略として正しいかもしれないけど)ではなく、情報の集約地点というスタンスを崩さなければ、まだまだ成長(特に利用頻度の面で)するのではないかと思う。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。

メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら



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