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空いている月極駐車場や個人の土地を一時駐車場として利用できる「あきっぱ!」が、
目的地についたらエンジンや鍵はそのままで、迎えに来た担当ドライバーに
車を預けることができるバレットパーキングサービス「akippa plus」を本日10日リリースしました。
そこで、「あきっぱ!」広報担当の森村さんに寄稿をいただきました。
こんにちは。
今回寄稿をさせていただくこととなりました、
株式会社ギャラクシーエージェンシーの広報担当森村です。
車は「場所にとめる」だけじゃなく「人に預ける」
11月10日にakippa Plusという新オプションを開始いたします。
akippa Plusは、車を駐車場に停めるのではなく、目的地で人に預かってもらえる、
いわゆるバレットパーキングです。
車を好きな場所で預かってもらうため、駐車場を探したり、
目的地まで歩く必要はありません。つまり、徒歩なしで目的地にたどり着けます。
上の画像をご覧頂くと、国立代々木競技場へ行く場合、
通常のakippaの駐車場を利用しようとすると徒歩6分はかかることがわかります。
さらにコンサートなどが開催される日は、予約が埋まってしまいます。
そこで登場するのがakippa Plus。
目的地まで人が車を預かりに来てくれます。(上の画像にPlusというピンがささっています)
当初の対応エリアは、東京では六本木・渋谷・東京ドーム・日本武道館などの周辺となります。
大阪では京セラドーム・大阪城ホールの周辺となります。
今後は、運転代行業者や個人の空き時間を活用してPtoPでサービスを行う為、
全国各地で「ちょっと使う時」や、空港などで「長く使うとき」も気軽に使えるようになります。
もちろんドライバーの認定には細心の注意をはらい、
対面で個人確認(免許証、住民票、印鑑証明などをチェック)を行い、
運転技術の確認も行って初めてakippa Plusのドライバーとなれます。
アメリカでのUberのように、空き時間に自由に稼ぐ人が増えそうです。
またakippa側で保険に加入するため、車自体に付随する保険は利用しない為、
安心して利用して頂けます。
将来的には、車を預かっているあいだに洗車をしたり、
ガソリンを入れたりと、そういったサービスもできればいいですね。
このようにakippaでは「空きスペース」だけでなく
「人の空き時間」もシェアリングしていきます。
シェアリングエコノミーは、安いことだけが魅力ではなく、
またけっして新しいものではありません。
かつて日本でもご近所付き合いがたくさんあり、
親戚が家に遊びにきた時に、隣の家の人に、少しの間だけ駐車場を借りることはよくありました。
そういった「ご近所付き合い」のようなことが実現できる暖かい部分も、シェアリングエコノミーの魅力なのです。
akippaが解決する問題
現在、乗用車保有台数は約6000万台あるとされています。
それに対して、一時利用駐車場は約440万台分しかないのが現状です。
(自動車検査登録情報協会および、国土交通省都市局街路交通施設課の調査データ)
警察の発表で、東京都内で63,217台、大阪府内で31,000台が
いまこの瞬間も路上駐車されているということも明らかになっています。(瞬間路上駐車台数)
路上駐車が減ると、それに比例して事故も減る事が京都府警によって発表されています。
慢性的な一時利用駐車場不足が続く中、その状況を解決していくために、
akippaを今年の4月末に開始しました。
akippaがAirbnbやUberとコラボする理由
海外ではAirbnbやUber、Lyftなどのシェアリングサービスが注目を浴びています。
シェアすることによって利用者は費用を安く済ますことができ、
提供者は気軽に収入を得ることが可能です。
中には様々なシェアビジネスを駆使してそれだけで生活をしている人もおり、
近年ではシェアすることが当たり前のように受け入れられています。
AirbnbもUberも独特の文化がある日本には、
法的にも文化的にも入り込んで行くことが難しい部分があるようです。
日本発のシェアリングサービスであるakippaがコラボすることで、
日本にもシェア文化を根付かせていきたいと考えています。
akippaの使い方(駐車場を借りる)
使い方はいたってシンプルです。
アプリをダウンロードし、会員登録をしたうえで、
トップ画面の【現在地から駐車場を探す】を選択します。
もちろん地名や住所からでも駐車場を探すことができます。
すると現在地周辺の駐車場が表示されます。
その中から好きな場所を選択します。
地図が表示されます。
【詳しい地図を見る】でより細かく場所を確認できます。
画面をスクロールし
駐車場の詳細
・最大料金
・利用できる時間
・収容可能番号
・対応車両と制限
・周辺事情
・空き状況
を確認後、【予約フォームへ】を選択します。
予約に必要な情報
・駐車する車のタイプ
・ご利用日
・車両ナンバー
・電話番号
を入力し、【規約に同意して内容を確認】を選択します。
入力内容を確認すれば予約完了です。
あとは予約日に駐車場を利用するだけです。
またakippaでは借りるだけではなく、空いている駐車スペースがあれば誰でも貸し出しができます。
機器の設置がないため、大掛かりな工事や、初期投資費用も掛かりません。
つまり、誰でも無料で駐車場オーナーとして収入を得られます。
予約が入っていなければ、貸し出し停止や再開も連絡1本ですることができます。
akippaの使い方(駐車場を貸す)
貸し出し登録も、アプリ内で行います。
トップ画面の【駐車場をかす】を選択します。
すると貸し出しのページに進みます。
そこで【無料でかす登録をする】を選択します。
駐車場の新規登録画面で
・氏名
・メールアドレス
・パスワード
・電話番号
・駐車場住所
・対応車両
・入庫実績
上記基本情報入力し、【内容確認へ】を選択します。
(すでにakippaの会員登録が完了している場合は、
駐車場住所と対応車両の入力のみです。)
駐車場の貸出申込を送信します。
写真登録メールが送られてくるので、そこから駐車場写真をアップロードします。
そしてakippaにて簡単な駐車場審査を行います。
審査に通過すると日程設定のメールがユーザー様に送られます。
貸出日時を設定完了後、掲載開始です。
貸し出しする日にちは自由に設定していただくことができ、時間も1日5時間から貸し出しが可能です。
akippaでは今回、コンセプトの再定義を経て、ロゴもリニューアルしました。
人の心や、空いたスペースを埋める。PtoPでそれを実現したいという想いも込められています。
これからもどんどん仕掛けていく「akippa」をよろしくお願いします。
akippa http://akippa.com
akippa Plus https://www.akippa.com/haaakippa/
蛇足:目的地で車を預けて、駐車場まで運んでくれるなんて夢みたいです。、ぜひ使ってみたいと思います。同社代表の金谷元気氏とTERACOYAの大阪で一緒にトークセッションをすることになっていますので、興味のある方は足をお運びください。
著者プロフィール:
株式会社 EC studio スペース
代表取締役 大崎弘子(オオサカンスペース運営)
専業主婦から、アルバイト、そして社長へ。
大阪生まれの大阪育ち。バツイチ、2児の母。「日本で一番社員満足度の高い会社」として知られる 「ChatWork(旧 EC studio)」社にアルバイトとして入社、SEO・広報・代表 山本敏行の秘書を経て、グループ会社の代表に。大阪の本町にあるコワーキングスペース「オオサカンスペース」を運営。メンバー数120名以上、3年目を迎え協業で生まれたビジネスも成長期に。海の見えるビジネス合宿所「尾崎の家」も完成。3Dプリンターの自作講座、メディア向けピッチイベント「Shoot!」などを開催。会社員の方がITを使って収入を得ることに特化したパソコンスクール「アフィリエイトJelly!」開講。
世界27都市で開催される「IT飲み会」会長、54時間で起業体験をするStartup Weekend Osaka、広報ウーマンなにわ部などを主催、コミュニティ同士をつなぐ。船場経済新聞の編集長、TechWaveと地域情報の発信にも力を入れる。