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ANAグループは2016年11月1日、グループ全体の顧客関連事業を促進する新会社 ANA X(エーエヌエー・エックス)株式会社を10月21日に設立したと発表した。
新会社「ANA X」は、ANAから会員プログラム「ANAマイレージプログラム」の関連事業を受託し、搭乗データおよび顧客データの集積および分析を行う。それらを通じ、顧客一人一人にフィットした「One to One マーケティング」事業を展開し利用を促進する考え。
ANAマイレージクラブの発行枚数は2015年中に2800万枚を突破している。ライバルJALマイレージバンクの会員数は2015年12月時点で3000万人を突破(参考)で僅差となっている。
新会社の概要
(1)商号(英名) ANA X 株式会社 (ANA X Inc.)
(2)設立日 2016 年 10 月 21 日
(3)本店所在地 東京都港区東新橋 1-5-2 汐留シティセンター
(4)資本金 2,500 万円
(5)株主 ANA ホールディングス(85%)、全日空商事(15%)
(6)代表者 稲田剛(いなだたけし) (代表取締役社長就任予定)
(7)事業内容 顧客関連事業の推進
(「ANAマイレージクラブ」企画・運営、新規事業開発、提携先開拓、等)
(8)営業開始 2016 年 12 月 1 日(予定)
【関連URL】
・ANAグループの顧客関連事業を担う新会社「ANA X株式会社」を設立
https://www.ana.co.jp/group/pr/201610/20161031-2.html
航空産業はANAとJALが寡占している状態。LCCの参入やスカイマーク支援などで揺れているが、グローバリゼーションや航空機産業が今後20年で倍増するなどの予測もあり先が見えにくい印象。そこで顧客基盤を磐石なものにするというのがこの新会社のミッションということになるだろう。切り出しをしたということは、航空マイレージのみならず、TカードやPontaカード等の領域に足を踏み入れるとも考えられる。