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音声認識型エージェントのSiriを使用したドライブ情報ナビゲーター「CarPlay」がiOSに標準で添付される中、もう一つの自動車カテゴリのプロジェクト「Titan」の噂が絶えないApple。自動車を開発しているのか? 自動運転システムなのか?その真偽がはっきりしていないが、今年に入り「Titanプロジェクトは解散」という話さえ不定している状態。
そんな中、自動車産業が盛んなカナダに数十人の技術者が拠点を設けており、そこで秘密裏に開発が進められている可能性が高いという報道が出てきた。
米Bloombergの記事によれば、この拠点で過去一年間で集められた技術者は24名前後で、多くは加BlackBerry傘下の組み込みソフト大手ONXの出身だという。今年7月には、BlackBerryの自動車向けソフトウェア部門の責任者をこの拠点のリーダーとして採用したと報じられている。
本社のある米国・カリフォルニア州クパチーノ以外で新製品開発を進めるのは異例のことと記事では述べられている。仮にこの拠点で開発されているものが自動運転の技術を含めたプロダクトだとすると、自動車関連の施設やテストコースがある地域の方が環境としては理想的であり、むしろAppleの本気度の現れかもしれない。
【関連URL】
・Apple Said to Develop Car Operating System in BlackBerry Country
https://www.bloomberg.com/news/articles/2016-10-25/apple-develops-car-operating-system-in-blackberry-country
もう一点、組み込みソフトウェアの領域はリアルタイム性が求められる特殊な領域。ある意味、信頼を積み上げた使い古された業界ではあるが、専門性が高くそれほど多くの技術者がいるわけでもなく、日本の自動車産業などでも厚遇対応で人材を獲得している状況。そう考えると自動車産業が盛んなカナダで技術者を獲得するというのはしごくまっとうな流れ。自動運転もしくは本当にAppleブランドの車が登場することも完全に否定することはできない。
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