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電子回路の設計およびプリント基盤(PCB)を生成できるクラウドサービス「circuits.io」は2013年9月9日、3Dデザインソフトウェアの世界大手米AutoDeskとパートナーシップを組み、新しいサービス「123D Circuits.is」の提供をすると発表した。
AutoDeskは、同日、「123D CIRCUITS」という、小型ボードArduinoとブレッドボード(半田不要で回路を試作できる部品)をオンライン上でシミュレーションできるサービスを公開。
「123D Circuits.io」は、これとコラボレーションすることで、回路設計からArduinoで動作シミュレーションを実施、PCBデザインと発表までをワンストップで実現するサービスとして統合した。
ウェブサービス「123D Circuits.io」でできること
- 仮想ブレッドボード上に回路をデサイン
- 仮想Arduinoを実行、プログラムも記述可能
- リアルタイムかつインタラクティブにシミュレーション可能
- 複数人との共同作業が可能
- 強力かつ簡単に使用できる編集ツール
- 美しい基盤の制作
- 作成した回路はブログなどでシェア可能
なお、利用は無料だが、回路の一般公開が条件。非公開の回路を作成する場合にのみ、有料となる。
有料プラン「Maker」は月額12ドルで、5つまでのプライベート回路に限定される。「Professional」は月額25ドルでプライベート数は無制限。有料プランを使用する場合、プリント基盤を発注する際に5%ディスカウントされる。
Introducing 123D Circuits.io from circuits.io on Vimeo.
【関連URL】
・circuits.io
http://123d.circuits.io/
・Introducing 123D Circuits.io
http://blog.circuits.io/post/60731475070/introducing-123d-circuits-io
ハードウェア不要で、Arduinoの実験ができてしまうというのはすごい。電子回路入門には最適。circuits.ioのいいところは、サンプル基盤が大量に公開されている点。ソースコードを公開して知見を共有する文化が電子回路にも適用されるという、何とも素晴らしい流れではないですか。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演している。現在、TechWaveをリボーン中。中長期プランニングやアドバイザリー活動で定評がある。(@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中)
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