- [寄稿]完全食に見る食のイノベーション @池森裕毅 - 2018-05-17
完全食と聞いて何を思い浮かべるだろうか。
有名なところだと、卵、牛乳、ヨーグルト。
あるいは玄米などもあるかも知れない。
しかし今僕が指す完全食はこれらのどれも当てはまらない。
最近のテクノロジーを使った「COMP」と「Base pasta」だ。
さて、COMPとBase pastaとは一体どんな食材だろうか。
簡単に説明すると、それだけ食べていれば一日の栄養が全て賄える食べ物だ。
COMPには3種類あって、パウダー状のものとグミ状のもの、そしてドリンク状のものがある。
パウダーは液体になんでもミックスすることができる。
グミは携帯可能で気軽に摂取でき、ドリンクは時間がない時にそのまま飲むことができる。
Base pastaは文字通りパスタだ。
2分ゆでるだけで食べることができる。
もちろんソースは市販のものなら大抵合う。
共通している点としては、先にも書いた通り、それを一食摂るだけで必要な栄養素が全て満遍なく得ることができるのだ。
僕は今回両社のご厚意によりどちらも一ヶ月食べ続ける生活を送った。
どんな感じで取り入れてるかと言うと、COMPはいつも朝に飲んでいた。
コーヒーや紅茶のポーションを買ってきてそれをCOMPに入れて飲んだり、あとは緑茶やココアなども試してみた。
パルスイートを混ぜると、それはもう甘くて美味しいラテが出来上がる。
Base pastaは夜にとっていた。
僕の家には鍋がないので水を入れて7分レンジに入れると完成だ。
味付けはシンプルにオリーブイルだけで問題ない。
Base pasta自体に素朴な味がついているので、これだけで単純に美味しい。
どちらにも言えることだが、従来の完全食というイメージとは全く違い、どれも味や量は素晴らしいものだった。
何一つストレスなく摂取することが出来た(むしろ楽しみですらあった)。
さて、では一ヶ月の生活で感じたことを綴ってみたい。
まず完全食生活を通して体調はすこぶる良かった。
体力や集中力の低下はなく、肌なども良好な状態だった。
また時間を有効活用することが出来た。
Base pastaなら数分で準備することができ、ソースの事を考えても、調理開始から食事完了まで10分も要らなかった。
COMPになると更に優れていて、コップに注いで飲むだけなので数十秒の間に全てが終わる。
洗い物も最小限ですみ、軽減される時間と手間は尋常ならざるものだった。
おかげで他の事に時間を使うことが出来た。
そしてこの生活で一番感じたメリットがある。
それは安心感だ。
これさえ食べていれば栄養は完全に問題ないという絶対的な安心感。
どれだけ精神的に助かったか。
通常ならば「ビタミンが足りてないな、野菜食べよう」とか「食物繊維が足りないな、根菜類を取ろう」とか「タンパク質が少ないな、サラダチキンだ」と日頃から頭を常に悩ませなければならない。
しかし完全食生活を送る間はこんな悩みとは全てが無縁だ。
全ての栄養がとれているので、何一つ不安になることはなく、献立を考える必要がなかった。
こればかりは試してみなければ実感できないかも知れないが、精神的負担が無くなるというのはこんなに気分が良いものかと驚愕した。
おかげで僕は二日に一回通っていたサラダ専門店に通う事が一切なかった。
あれほど、サラダ、サラダと呪文のように言い続けていた過去が嘘のようだった。
完全食。
これは今日本で密かに起こっている食のイノベーションだと感じている。
従来の食という文化をディスラプトしてリビルドする。
人類の食に関する意識を一つ上の段階へアップデートする。
まさに破壊的な、革新的な、イノベーションなのだ。
もし貴方が自身をStartupと称しているのならば、まずはそのフットワークの軽さを持って試してもらいたい。
COMPは一食あたり約400円強、Base pastaは350円程。
この新しい感覚を試してみるのに何一つハードルがない値段設定だ。
「完全食を試さずして何がStartupか」
是非この記事を読んだ人はご購入頂ければと思う。
【関連URL】
・[公式] COMP 完全食
・[公式] 完全食ベースパスタ | BASE FOOD
蛇足:ささやかながら雑感を……。
生きる上で欠かせない食事。それのイノベーションとはどれだけのインパクトを起こすのか。今回ひたすら食べ続けていたが、正直興奮が収まらなかった。確実に未来を体験している、と。VRやAI、ブロックチェーンと同じ、新しい世界。今は値段もお手頃になってきているので、是非試してもらいたい。