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サイバーエージェントが2017年4月27日に発表したFY2017第2四半期(2017年1月~3月)決算は好調そのものでした。連結の売上高は933億円で前年同期比25.1%増。新規投資を除く既存事業の売上高は過去最高の137億円でした。AbemaTVを筆頭とする新規事業の営業損失58億円を差し引いても、プラス79億円という規模感があります。
広告もメディアもゲームも好調。中でも注目されているのは国内トップに上り詰めたマッチング事業です。(サイバーエージェント4本目の柱を目指す「カップリング事業」横断組織統括リーダー 合田武広 氏の戦い @maskin)
こうした成長にどうからんでいくか注目されるのが2016年4月11日に本開局したAbemaTV(本開局 「
AbemaTV」 マスメディアへの挑戦 【@maskin】)です。
「AbemaTV」は年間90億円規模の投資をするとして話題となりました。それから1年、アプリは1600万ダウンロードを突破し、広告事業や課金モデルも始まり、ついにはテレビ朝日の報道番組「報道ステーション」を地上波放送終了後の深夜0時20分より「AbemaTV」で放送するなどネット放送メディアとしての力を付けてきました。
このままどこまで突き抜けるか注目される「AbemaTV」ですが、今後サイバーエージェントはさらに投資を強化する考えのようです。現状、確かに競合らしい存在はなく、このまま成長さえ続けば新たな経済システムを構築できる可能性があります。
【関連URL】
・サイバーエージェント決算発表 ー 2017年9月期 第2四半期(2017年4月27日発表)
https://www.cyberagent.co.jp/ir/finance/results/
ちょうど10年ほど間に「インターネットとテレビの融合」という一大トピックが日本を席巻していた。ただ、振り返ると、HAROiDのようなベンチャーが登場してはいるものの、テレビ業界としてネット的な影響が浸透したとはいえない状況。そういう意味ではAbemaTVのチャレンジはエポックメイキングになっていると思う。ただ、いつも疑問なのはテレビ側のコンテンツがスマホでネット的に閲覧しておもしろいのか?という点。個人的にはガラポンTVを愛用しているため十分スマホ視聴でも楽しめる素晴らしいコンテンツがテレビにあるのはわかっているがベストプラクティスがそんなに多くあるわけではないからだ。今後、近い将来ブレークスルーが到来するのだろう。注意深く見守ってゆきたい。