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米Facebookは2013年6月20日、写真共有サービス「Istagram」に最大15秒という短かい動画を投稿できる機能を追加した。
Twitterは2013年1月24日に、6秒ループ動画を投稿できる「Vine」を投入しているが、6月3日には1300万人を突破したことを発表するなど カジュアル動画共有に注目が集まっているが、写真共有に肩を並べる存在になるのだろうか。
ビデオ機能は「Instagram」のバージョン4.0に実装されており、iOS版・Android版ともにリリース済み。
日本語版もリリースされているので、すでにダウンロードしている人も多いかもしれない。
結論からいうと、Instagramが写真共有という領域で、フィルターやユーザーインターフェイス(UI)により一段階上の体験を提供したように、15秒というカジュアルビデオの領域でも先行する「Vine」を越えた良質な創作コミュニケーションを創出することに成功している。
Vineとの違いは、手ぶれ防止機能と品質
撮影はスマートフォンのカメラを使用し、ボタンを押している時間だけ撮影する仕組み。Vineもこの辺は同じだが、制限時間以内であれば複数のシーンを追加撮影していくことがでできる。
Instargramの動画投稿の特徴は、13種類のInstagram的フィルターを適用時、手ぶれフィルターを適用できる点。冒頭の写真のフィルターの上にアイコンがそれだ。このアイコンをクリックすることでON/OFFをすることができる。
さらに投稿時のカバーとして使用する瞬間を選択できたり、FacebookやTwitter、tumblr、foursquare、ミクシィでの共有。電子メールでの送付などのオプションも充実している。
何より、できあがった動画の仕上がりの良さに関心させられる。
Instagram登場時、何気なく撮影した写真が感動的な一枚に変容したのに驚いたように、ビデオは日常の一瞬をより高品質な世界へと昇華させてくれる。
「動画は敷居が高い?」そんなことは誰も思わないし、この興奮は今後もより多くの人が夢中になり、ソーシャルグラフ上の創作コミュニケーションの中心になるだろう。
【関連URL】
・Introducing Video on Instagram
http://blog.instagram.com/post/53448889009/video-on-instagram
・Instagram | iTunes App Store
https://itunes.apple.com/us/app/instagram/id389801252?mt=8
・Instagram | Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.instagram.android
日本発からこの領域に切り込むのは誰か。動画じゃなくてもいい、日本ならではのビジュアル創作コミュニケーションにだってチャンスはあるように思う。
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
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