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KUROHUNEピッチ大阪まもなく開催、シンガポールでDiixiを創業した仕掛け人 小林慎和氏の思い 【@maskin】


[読了時間: 2分]

Diixi 小林慎和氏が仕掛ける「KUROHUNE」が7月25日大阪で開催
海外で会社を立ち上げたり、海外拠点立ち上げや展開加速をしている起業家、海外現地法人の代表者、1年以内に海外で起業や就職を決断している挑戦者を対象としたピッチ(ショートプレゼン)イベント「KUROHUNE」がいよいよ7月25日に大阪で開催される。
仕掛け人は、Diixi CEO 小林慎和 氏。17か国でビジネスを展開し、グリーのAPACエリア海外展開責任者を経て、シンガポールでDiixiを創業。新生TechWaveのメンターでもある。開催直前に、「KUROHUNEピッチ」にかける思いを改めて伝えてもらった。





1ヶ月前の偶然の出会いから開催が決まったKUROHUNEピッチ大阪

よく聞かれることがある。
「なぜ、そんなことをしているのか?」と。

KUROHUNEピッチ。初回は3月31日東京九段下にて開催(http://kurohunepitch.com/)。350名が集まった熱い日(http://vimeo.com/64350369)。

KUROHUNEピッチ エグゼクティブサマリー from Diixi Pte Ltd on Vimeo.

 これは今年の1月、シンガポールでスタートアップ系の人間50人ほどが集まる宴会の席、そこでの思いつき(http://diixi.com/jp/blog/316/)から始まったものだ。私はDiixi(http://diixi.com/jp/)という会社をシンガポールで起業。現在は東京とインドネシアにメンバーがいる。

 その宴会には、血気盛んな経営者、挑戦者が集まっていた。シンガポール、インドネシア、ベトナム、インド、、、様々な国に毎週のように出張で飛び散ってはビジネスの芽を探し、それを具現化、拡大していく頼もしい若者たちだ。

 そのときふと私は思った。こういうパワーをもった奴らが日本に飛び、熱いピッチを繰り広げれば何かが変わるのではないかと。そう、彼らは21世紀の黒船(KUROHUNE)として、閉塞感漂う日本を劇的に変える起爆剤になるのではないかと。

「なぜ、そんなことをしているのか?」

 実は理由などあまり考えた事はない。これだ、これしかない。そう思った次の瞬間、動き出しているだけだ。ピッチイベントを仕掛ける?よしまずホームページを作ろう、ピッチさせるべき人間10人にfacebookメッセージを送る。次には会場とするべき場所に向かって移動を始め、その道すがら参加者を集めるインフルエンサーにtweet。動きながら創り上げ、創りながら進化させていく。走り続ければ、自然と協力者が増えていく。

 7月25日(木)に今度はKUROHUNEピッチ大阪(http://osaka.kurohunepitch.com/)をグランフロント大阪、北館4Fナレッジシアターにて開催する。

 これも偶然から産まれている。わが故郷大阪。橋本政権に変わり、大きな変化が期待できる今、大阪発で何かを仕掛けたい。そう思い、ふと突撃アポで(社)ナレッジキャピタルを訪問。この未来施設を運営委託されている(株)スーパーステーションの野村社長との何気ない会話から開催を決める。

 ミーティングの場所はナレッジサロン。同じフロアの隣には、大阪市のイノベーションHubがあり、その足で突撃。そこで多くの協力者との出会いを果たす。

 そして、7月19日現在、開催まで後1週間を切った今、ナレッジキャピタル、大阪市、IT is Kansaiなどの後援を頂き、230名を超える参加申し込みがある。

 開催を決め、動き始めたその刹那、後援するパートナーは皆無。大阪産まれとはいえ、ビジネスはこれまで東京と海外で十数年、Diixiを立ち上げたのは異国のシンガポール。何も基盤もないところから1ヶ月。8社/機関が強力なサポートをしてくれている。何の見返りもなく。

 そう、ほんの1ヶ月前、私は大阪に何も持っていなかった。

 ピッチ大阪。海外起業家、海外を目指す挑戦者が24名登壇。1人、180秒の魂のピッチをぶっ放す。そして参加者は現在230名超。当日はおそらく満席立ち見となるだろう。

 何十人もの熱い思いを持った志士たちがこのイベントを支えてくれている。参加をご検討の方は是非来てほしい。KUROHUNEピッチ大阪。ここにはあなたを変えるきっかけがある。


当日のプロデュースに思いを馳せながら、シンガポールにて
Diixi Pte. Ltd. Founder/CEO 小林慎和




【関連URL】
・KUROHUNEピッチ大阪
http://osaka.kurohunepitch.com/
・Diixi, Designing innovators
http://diixi.com/jp/
・ピッチという名の砲弾を放て、Diixi 小林慎和氏が仕掛ける「KUROHUNE」大阪に来襲 【@maskin】
http://techwave.jp/archives/kurohune_osaka_2013.html
・日本のスタートアップ企業がグローバル化できる可能性を徹底議論 KDDI∞Labo open MEETing Vol.18 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/kddi_mugenlabo_openmeeting18.html

著者プロフィール:Diixi Founder兼CEO 小林慎和
ビジネスブレークスルー大学准教授
Reginaa Pte.Ltd.顧問ソフトバンクアカデミア外部一期
大阪大学大学院博士課程卒、コンピュータサイエンスにて博士(工学)取得。2年飛び級しての博士号取得であり、同大学最短記録を樹立。米MITと研究成果を競う。
野村総合研究所に入社し、研究者から経営コンサルタントに劇的な転身を図る。専門産業はICT、モバイル、エレクトロニクス、ウェブサービス、ソーシャルメディアなど。テーマとしては、構造改革、成長戦略、新規事業立上げ、プロモーション、人材育成、人事改革、組織改革、買収交渉、事業DD、デザインシンキング、エスノグラフィーマーケティング、そして海外展開と多岐に渡る。欧米、アジア、アフリカなど17カ国でのビジネス経験あり。
富裕層から貧困層まで全てのターゲットのビジネス経験を持つ。累積100本以上のプロジェクトをマネジメント。途中、Columbia business schoolのExecutive education program、Leadership managementを修了。
また、NPO法人ガイアイニシアティブに参画し、インドの無電化村へソーラーランタンを配布・運営するプロジェクトや、個人として2010年ワールドカップ開催期間中の南アフリカ共和国に赴き、サッカーボールやボールペンなどを子供達に寄付するプロジェクトなどソーシャルビジネスの領域にも専門性を広げる。
その後、グリーに入社。世界展開の推進に従事。特にAPACエリアの海外展開責任者としてグリーシンガポールの立上げ、アジア最大手キャリアのSingTelとの包括事業提携の交渉に成功する。社員数500人から2000人以上の規模に成長する過程を経験し退職。
そのまま赴任先のシンガポールでDiixiを起業し現在に至る。
主な書籍として、「BOP 超巨大市場をどう攻略するか」、日経ビジネスオンラインでの連載がある。
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