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LINE社は2018年6月28日、定例開催している事業戦略発表会「LINE CONFERENCE 2018」でブロックチェーンベースのトークンを独自発行してDApps(非中央集権型アプリ)や関連サービスによってCGMエコシステムを構築することを発表しました。
サービスとユーザーの関係をリデザイン
これまでコンテンツやサービスと利用者の関係は、提供者→利用者という関係にすぎませんでしたが、このLINE独自トークンの発行により、サービス貢献者に対してトークンを発行するような新たな関係ができるようにあります。
LINEは、独自トークンの発行のみならず、DApps(ブロックチェーン対応アプリ)の開発や、このエコシステムに外部の企業が参加できる取り組みなどを推進する組織をすでに立ち上げています。
LINE株式会社 代表取締役社長 CEO 出澤剛 氏は「金融事業は厳格な規制があり、相対的に変化がすくなかった。ユーザーは不便なままおきざりにされてしまった部分もあり、リデザインしがいがある領域」と話す。
当事業については、明日2018年6月29日(金曜日)にTechWaveが主催するイベント「CRYPTONOMICS TOKYO 2018」でも出澤剛氏がビデオ出演で触れる予定です。
参考「LINE 代表取締役社長 CEO 出澤剛 氏の登壇決定、CRYPTONOMICS TOKYOスピーカー情報 #仮想通貨 #ブロックチェーン」
【関連URL】
・[公式] LINE Conference 2018
蛇足:僕はこう思ったッス
LINEにはもともとNAVERまとめのようなCGMサービスがある。ただ、どれもウェブの時代のものというか、昔から考えられていたものの延長線上にある。今回のLINEカンファレンスのテーマは「リデザイン」であり、7年前にLINEがPC向けからスマホにシフトして成長したように、ブロックチェーン&暗号通貨/仮想通貨の領域にリデザインをすすめようとしている。